ケーリー・グラントとキャサリン・ヘプバーンの息の合ったマシンガントークとハイスピードギャグが炸裂する爆笑コメディ!
ストーリー:結婚を間近に控えた古生物学者のデビッド(ケイリー・グラント)は3年という月日をかけ恐竜の骨組を組み立て、あと鎖骨が1本が揃えば完成というところまで来ていた。ある日デビッドは博物館へ資金援助をしてくれているピーボディとゴルフに出かけ、そこで勝気な未亡人スーザン(キャサリン・ヘプバーン)と出会う。スーザンはデビッドのことを気に入り、何とか彼とフィアンセとの間に割って入ろうとする。やがてこれが大騒動に発展してしまう・・・。
出演:ケイリー・グラント、キャサリン・ヘプバーン、チャールズ・ラグルス、メイ・ロブソン、バリー・フィッツジェラルド、ウォルター・キャトレット、フリッツ・フェルド、ウォード・ボンド、ジャック・カーソン
★★★★★ 心地よいスピード感と上質のギャグ……すごい!
ドタバタ喜劇には違いないけれど、まるで音楽を聴いているような心地よいスピード感と、始めから終わりまで上質なギャグの連発--すごいの一言です。まさにスクリューボール・コメディの傑作と呼ぶにふさわしい作品といえるでしょう。スーザン(キャサリン・ヘプバーン)の一途な思いと、それを受けとめたデヴィッド(ケイリー・グラント)に、大きな拍手をおくりたい気分です。
★★★★☆ ハワード・ホークス監督のロマンス・コメディーの傑作
キャサリン・ヘップバーンといえば40年代に名優スペンサー・トレーシーとのコンビで有名ですが。それ以前のパートナーといえばケイリ・グラントでしょう。ユーモアたっぷりの2枚目俳優といったらクラーク・ゲーブルよりもグラントの方が一枚上手のようだ。キャサリンは心理学博士の学位をもっているハリウッドきってのインテリ女優で、未だに多くのアメリカ女性の憧れの女性像になっている。この映画では、疫病神扱いされて、やることなすこと全てに問題が起こる。それでも、自立した女性という気品はこの映画の演技をみても明らかにわかる。それにしても、レオパードがこの映画を一層盛り上げていることは間違いない。二人が歌うスタンダードナンバー『I CAN’T GIVE YOU ANYTHING BUT LOVE,BABY』は、このレオパードを呼ぶときに歌うのだが、名前がベイビーというところから語呂合わせで、この曲を選んだのでしょう。それにしても2人の歌声は音痴の一言でした。
作品の詳細
| 作品名:赤ちゃん教育 |
| 原作名:Bringing Up Baby |
| 監督:ハワード・ホークス |
| 脚本:ダドリー・ニコルズ、ヘイジャー・ワイルド |
| 公開:1938年2月16日 |
| 上映時間:102分 |
| 制作国:アメリカ |
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