ドラマ

欲望という名の電車

ピューリッツァー賞に輝いたテネシー・ウィリアムズの同名戯曲を、名匠エリア・カザン監督が完全映画化

ストーリー:父の死と共に南部の家を失ったブランシュ・デュボア(ヴィヴィアン・リー)はアルコールに身を持ち崩して、妹ステラ(キム・ハンター)が結婚しているニューオリンズのフランス街の家を訪れた。妹の夫スタンリー・コワルスキー(マーロン・ブランド)は暴力的な男で、カードと酒に狂ってはステラを打つのであったが、彼女はこの男に全身を捧げて悔いなかった。そのような妹夫婦の日常を見るにつけ、ブランシュはスタンリーのカード仲間ミッチに次第に関心を持つようになった・・・。

出演:ヴィヴィアン・リー、マーロン・ブランド、キム・ハンター、カール・マルデン、ルディ・ボンド、ニック・デニス、ペグ・ヒリアス、ライト・キング、リチャード・ガリック

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ステラ~

元々が戯曲ということもあって、映画を見ていてどうしても舞台ならこういう場面なのかなという風に連想していまいます。マーロン・ブランドの演技は、当時の役者の演技が子供だましのように見えるほど複雑で魅力的なもので、見ているこちらも彼の役柄の男の心理状態を考えさせられます。リアルさの追求は、見ていて辛いこともあり、救いようのない厳しい終末は、演劇ならカーテンコールでほっとするのですが、映画では辛い気持ちがいつまでも残ります。

★★★★☆  理解するには、数回見なければならないと思いました。

見終わった後、どっと疲れる映画でした。映画では、スタンリーが乱暴で、大声をまき散らし、こんな日常がこの当時のアメリカの下町で繰り広げていて、すぐ激昂し物を投げつけるシーンは、如何にもアメリカ的で日本ではありえないと思いました。ブランチがあまりにも可哀そうでもあり、スタンリーが憎たらしくもあり、よくわからない映画という感じでした。確かに、ブランチのように気品が高く、鼻持ちならない女性は、スタンリーのような男性には、憎く、嫌いなタイプです。しかし、早く家から追い出したいためそこまでやるの?という感じでした。この原作者がテネシー・ウイリアムズでピューリッツア賞(1948年)をとっていてこの戯曲がいまだに世界で上演され、日本でも舞台化されています。理解するには、数回見なければならないと思いました。マーロン・ブランドの男くさい演技と心が病んでいくビビアン・リーの演技が抜群と思いました。

作品の詳細

作品名:欲望という名の電車
原作名:A Streetcar Named Desire
監督:エリア・カザン
脚本:テネシー・ウィリアムズ
公開:アメリカ 1951年9月18日、日本 1952年5月22日
上映時間:122分
制作国:アメリカ
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