戦前のニューオリンズを舞台に、白人の賭博場経営者が、ジャズを世間に認めさせるために力を尽くす姿を描いた音楽映画
ストーリー:バーボン・ストリートで賭博場を経 営するニック(アルトゥーロ・デ・コルドヴァ)は、黒人ミュージシャンたちの心の拠り所であった。オペラ・ シンガーのミラリーと恋に落ちた彼はニューオリンズを追われるが、賭博から足を洗い黒人 音楽を世間に認めさせるためにキャンペーンに乗り出すのだった・・・。
出演:ルイ・アームストロング、アルトゥーロ・デ・コルドヴァ、ドロシー・パトリック、ビリー・ホリデイ、アイリーン・リッチ、ジョン・アレクサンダー、リチャード・ヘイグマン、マージョリー・ロード、ジャック・ランバート、バート・コンウェイ、サミー・デイヴィス・Jr、シェリー・ウィンタース、エセル・ウォーターズ
★★★★★ ステキなラブロマンス
多分、社会状況とかに詳しい有識者からすれば、そんなわけないだろ!的なツッコミ所満載だろうけど。にわかのジャズファンや、ビリーやアームストロングくらいなら名前わかるくらいの人が観てもすごく楽しめる作品と思う。悪のタフガイにぞっこんになっちゃう純粋なヒロイン。その彼女のために身を引こうとした彼。彼のためにブルースを公開演奏で歌う彼女。クラシックのオケマンもジャズマンも「良い音楽、楽しもうやー」という粋な態度!最後は音楽さいこうヒャッホウ!で終わるの、なんかシンプルに人間賛歌で、胸が熱くなる。ケンカバチバチの人間くさいやりとりもカッコイイ。
★★★★☆ ジャズの草創期
1900年代初頭、ジャズがまだ市民権を得ていなかったころ、ニューオリンズのクラブではルイ・アームストロングなどのジャズ奏者が演奏していた。ところが、ある交通事故をきっかけに、ニューオリンズではジャズの演奏ができなくなり、クラブの経営者はシカゴに新たなクラブを開業し、アームストロングもそこに拠点を移すことになる。その後、ジャズはしだいに世に認められる音楽になっていくのだった。ルイ・アームストロングが本人役で、ビリー・ホリデイがメイド役で出演しています。当時のジャズをふんだんに聴くことができる楽しい作品です。
作品の詳細
| 作品名:ニューオリンズ |
| 原作名:New Orleans |
| 監督:アーサー・ルービン |
| 脚本:エリオット・ポール、ディック・アーヴィング・ハイランド、ハーバート・J・バイバーマン |
| 公開:1947年4月18日 |
| 上映時間:90分 |
| 制作国:アメリカ |
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