ドラマ

グラン・プリ

ピードとスケール感が織りなす世界一エキサイティングなドラマ

ストーリー:国際オートレースのトップをきって行われたモンテ・カルロのグラン・プリ・レースで惨事が突発した。アメリカ人ピート(ジェームズ・ガーナー)は地中海に投げ出され、幸に軽傷ですんだが、イギリス人スコット(ブライアン・ベドフォード)は壁に激突して重傷を負った。優勝はサルティ(イヴ・モンタン)だった。ピートとスコットのスポンサー、ジョーダンは2人を激しく非難したが、弁護してくれたのはサルティだった。ところで、レーシング・ドライバーの生活は女性の憧れの的だが、彼らの家庭生活は必ずしも平穏ではなかった・・・。

出演:ジェームズ・ガーナー、イヴ・モンタン、エヴァ・マリー・セイント、ブライアン・ベッドフォード、アントニオ・サバト、ジェシカ・ウォルター、フランソワーズ・アルディ、レイチェル・ケンプソン、ジュヌヴィエーヴ・パージュ、アドルフォ・チェリ、クロード・ドーファン、ドナルド・オブライエン、三船敏郎

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ CKB横山剣さんの言葉を聞いて

F-1日本GP2017で国歌斉唱された横山剣さんが幼少期にこの映画を見てモータースポーツに関心を持ったとの言葉を聞いて興味をもちました。1966年当時のF-1の雰囲気を感じることができます。三船敏郎さん率いる日本のメーカーの参戦にもウエイトが置かれたストーリーとなっています。発展途上だったモータースポーツがドライバーや観客にとって命がけのレースだったことに驚かされます。当時のカメラは大きく重いものだったと思いますが、ドライバー視点の車載カメラやコースの空撮など、とても時間とお金の掛かった映画だと思われます。自動車レースの歴史や文化に興味のある方には為になる映画だと思います。

★★★★☆ 1960年代のF1

現在と比べれば、この時代のF1のデザインはシンプルの極みといっても過言では無いと言える。筒状の本体にタイヤとマフラーがついており、フロント・リア共にウイングが無く、安全性は格段に劣るだろうと容易に想像出来る。そんなマシンにシートベルトすら着用せずに乗り込むドライバーには紛れも無く死の香りが漂う。どんなに美しい女性たちが傍で彩ろうが、彼らの生き様は物悲しい。ストーリー的には奇をてらった所は無く、個人的には盛り上がるような感動は無かったが、CG一切無しの地面を這うような迫力あるレースシーンは一見の価値有り。特典映像は当時のF1の状況が関係者のインタビュー等で紹介されており、興味深く見れた。ブルーレイの画質、5.1chの音質は十分。惜しむらくは日本語吹き替え音声を入れて欲しかったが、1960年代のF1を知る意味でも見て損は無い力作。

作品の詳細

作品名:グラン・プリ
原作名:Grand Prix
監督:ジョン・フランケンハイマー
脚本:ロバート・アラン・アーサー、ウィリアム・ハンリー
公開:1966年12月21日
上映時間:176分
制作国:アメリカ
製作費:900万ドル
興行収入:2000万ドル
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