映画界の巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督が、イギリスの流刑地だった19世紀のオーストラリアを舞台に描くサスペンス
ストーリー:イギリスの流刑地だった19世紀オーストラリア。かつて犯罪者としてこの地へ送られ一代で財を築きあげた街の有力者フラスキー(ジョセフ・コットン)の元に、一攫千金を狙うイギリス総督の甥チャールズがやって来る。チャールズはフラスキーの妻ヘンリエッタ(イングリッド・バーグマン)が心を病んでいることを知り、彼女を救おうとするが・・・。
出演:イングリッド・バーグマン、ジョセフ・コットン、マイケル・ワイルディング、マーガレット・レイトン
★★★★☆ 恋のもつれの結末
映画の終盤になって、一気に糸がほぐれるように新たな事実が判明し、解決に向かって急展開する。本編は、いつものヒッチコック監督の作品とはやや趣を変えて、犯罪の成立が供述に基づいていて、現場に居合わせた三人が三角関係にあり、更に、今回再犯になる過去の犯罪の成立が不明確など、状況がかなり入り組んでいて複雑さを呈している。冒頭より、恋模様が絡み、使用人の態度が悪いなど、あやしい雰囲気の中、心理劇が進んで行く。キリスト教国の米国では、ハッピーエンドが原則になっている様で、うまく結末がつけられている。
作品の詳細
作品名:山羊座のもとに |
原作名:Under Capricorn |
監督:アルフレッド・ヒッチコック |
脚本:ジェームズ・ブリディ |
公開:1949年9月8日 |
上映時間:117分 |
制作国:イギリス |
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