ティム・バートン監督の『エド・ウッド』により一躍日の目を見ることになった“映画史上最低の監督”エドワード・D・ウッド・Jrの劇場監督デビュー作
ストーリー:人形使いこと科学者(ベラ・ルゴシ)を狂言まわしに、この奇妙な物語は語られる……。高名なカウンセラー、オルトン博士(ティム・ファレル)のもとへ、服装倒錯者の自殺事件に悩むウォーレン警部(ライル・タルボット)が訪れる。博士はグレンあるいはグレンダ(ダニエル・デイヴィス=エド・ウッド)という女装趣味の男について語る・・・。
出演:ベラ・ルゴシ、エド・ウッド、ドロレス・フラー、ライル・タルボット、ティム・ファレル、キャプテン・デ・ギータ、チャールズ・クラフツ、トミー・ヘインズ
★★★★★ 真の芸術家とは
昔のことですし、今よりもずっと映像の表現方法が少ないなかで、やっているのだとは思うのですが、やはり退屈です。でも、映画監督として最低評価であっても、私は彼自身が好きです。世の中に対して何かを発表すれば、常に相対評価に晒されるようになるわけで、しかも、どれほど酷評され、誰にも求められなくても、自分の好きなものを作り続けること。一体どれほどの人が彼と同じことができるというのだろうか。生きている時(死んでからも)全く評価されることもないのに、それでも映画を捨てられず、足掻き続けた彼のような心を持つ人間こそ真の芸術家。自身の才能に挑戦したと意味では歴史上の全ての監督の中で、彼に勝る人はいない。
作品の詳細
作品名:グレンとグレンダ |
原作名:Glen or Glenda |
監督:エド・ウッド |
脚本:エド・ウッド |
公開:1953年4月 |
上映時間:65分 |
制作国:アメリカ |
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