列車の加速とともに白熱する、ドイツ軍vs.レジスタンスの決死の闘い!
ストーリー:ナチス・ドイツの敗戦が色濃くなった頃、連合軍はパリへと進撃していた。パリではドイツ軍のフォン・ワルドハイム(ポール・スコフィールド)大佐が、美術品を略奪し列車で運び出そうとしていた。美術館長のビラール女史(シュザンヌ・フロン)は、フランス国鉄の操車係長ラビッシュ(バート・ランカスター)に協力を要請。ビラールはこれを受け輸送列車の出発引き延ばしを決議する。もともと反ナチ・レジスタンス運動に加わっていたラビッシュは、機関車のエンジンに細工するなどして列車を遅延させるが・・・。
出演:バート・ランカスター、ポール・スコフィールド、ジャンヌ・モロー、ミシェル・シモン、シュザンヌ・フロン、シャルル・ミロ、アルベール・レミー、ジャック・マラン、アーサー・ブラウス、ポール・ボニファ、ジャン=ピエール・ゾラ、ハワード・ヴァーノン、ドナルド・オブライエン
★★★★★ 列車
フランケンハイマー監督の作品の中では一番のお気に入りです。動的でダイナミックな馬力のある演出は素晴らしい場面を作り出し大変見応えがあります。実話をもとに作られているそうですが、 迫力ある鉄道場面や敵を欺くための あの手この手の作戦の面白さに加えて、登場人物の描写も非常に細かく優れています。ラストの美に関する問答などには考えさせられます。
★★★★★ ドキドキハラハラの連続
ジョン・フランケンハイマーは緊張感を盛り上げるのが非常にうまい監督である。白黒の画面がまた戦時中の緊迫感をさらに盛り上げる。一種のレジスタンスものであるが、列車を丸ごとドイツ軍の眼から隠そうというのだから、話が壮大で面白い。ジャンヌ・モローやバート・ランカスターも持ち味を充分に出している。しかし、決して戦争アクションに流れず、見終わった後に戦争のむなしさが何となく感じられるところが素晴らしい。
作品の詳細
作品名:大列車作戦 |
原作名:The Train |
監督:ジョン・フランケンハイマー |
脚本:フランクリン・コーエン、フランク・デイヴィス |
公開:フランス 1964年9月24日、日本 1964年12月17日 |
上映時間:133分 |
制作国:アメリカ、フランス |
製作費:580万ドル |
興行収入:680万ドル |
Amazonで探す |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |