ホラー

フランケンシュタインの花嫁

『フランケンシュタイン』の続編で、同じくボリス・カーロフ主演、ジェームズ・ホエール監督で製作

ストーリー:科学者ヘンリー・フランケンシュタイン(コリン・クライヴ)が死刑囚の死骸を墓場から掘り出して、嵐の夜電撃によって再生させた「怪人」は、群衆に追い詰められて山頂の風車小屋に逃げ込んだが、火を放たれてついに焼死した……と思われたのであった。ところが悪運強い「怪人」は猛火に包まれたが、床下の水穴に落ちて助かったのである。一方、怪人との闘争で重傷を負ったフランケンシュタイン博士は新妻エリザベス(ヴァレリー・ホブソン)の介抱に快方に向かった。ところが全て博士に生命創造の思想を吹き込んだプレドリアス博士が訪れて、生命創造に協力してくれと誘うのだった。フランケンシュタインは拒絶したが、プレトリアス博士(アーネスト・セジガー)も創造に成功したという話に好奇心を起こして、その奇妙な創造人形を見に赴いた・・・。

出演:ボリス・カーロフ、コリン・クライヴ、ヴァレリー・ホブソン、アーネスト・セジガー、エルザ・ランチェスター、ギャヴィン・ゴードン、ダグラス・ウォルトン、ダグラス・ウォルトン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ カーロフモンスター再び!

正直言うと前作よりもこの続編の方が面白いです。テンポがよく前作と違って退屈ではありません。またエルザー・ランチェスターが原作者のメアリー・シェリーと人造花嫁の一人二役をしているのも面白いです。前作同様、原作に近くファンならきっと楽しめると思います。

★★★★☆ 人間のオルタナティヴはすべて怪物か? 

冒頭で「フランケンシュタイン」の原作者であるメアリー・シェリー女史を演じたエルザ・ランチェスターがクライマックスで、当の花嫁として蘇生するという趣向、それから、フランケンシュタインの怪物が老ヴァイオリニストと交流し、言葉を覚えていくというアイディア、この2つの要素により異彩を放った佳作。姿が見えない盲人とは心を通わせ、友人ともなれたのに、ただ姿が怖ろしいというだけで石もて追われる怪物の悲哀がよく描かれている。ここだけでも、後世のあまたの作品に及ぼした影響力ははかり知れない。恐怖の奥にある上品な笑いもいい味を出している。

作品の詳細

作品名:フランケンシュタインの花嫁
原作名:Bride of Frankenstein
監督:ジェイムズ・ホエール
脚本:ジョン・ボルダーストン、ウィリアム・ハールバット
公開:アメリカ 1935年4月20日、日本 1935年7月11日
上映時間:75分
制作国:アメリカ
製作費:39万ドル
興行収入:200万ドル
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