断崖絶壁の大景観をバックに血が踊る凄まじいアクションと鮮烈な愛が息づく最初の名作西部劇
ストーリー:西部開拓以前、英軍は砦を圧倒的に優勢な敵フランス軍に明け渡した。敵側のインディアンは砦を襲撃して司令官の娘をさらう。勇気あるモヒカン族最後の生き残りプリンスは愛と人種の壁を越えて救出したが悲しみの悲劇を迎える・・・。
出演:ウォーレス・ビアリー、バーバラ・ベッドフォード、ヘンリー・ウッドワード、ボリス・カーロフ
★★★☆☆ 驚くほどの新鮮味
この時代にしては映像的にも驚くほどの新鮮味を感じる。対決の場面の緊迫感も見事。幕切れはいささかあっけないが、ラストシーンの高い崖の場面もなかなか。俳優が白人なのは惜しい。作品の意味合いが半減してしまう。どうせ二人の間には何も起きないのだから、思い切って先住民を俳優に起用すれば、たとえ当時の社会状況でも、さらに評価は上がっただろうに。
作品の詳細
作品名:モヒカン族の最後 |
原作名:The Last of the Mohicans |
監督:モーリス・ターナー、クラレンス・ブラウン |
脚本:ロバート・A・ディロン |
公開:1920年11月21日 |
上映時間:73分 |
制作国:アメリカ |
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