ドラマ

大いなる罪びと

ドストエフスキーの半生をなぞったと言われる彼の著作、「賭博者」にヒントを得た作品

ストーリー:著名な小説家・フェージャ(グレゴリー・ペック)は、列車で出会った美しい女性・ポーリーヌ(エヴァ・ガードナー)に導かれカジノに出入りするように。小説の取材のつもりが、次第にギャンブルにのめり込むようになり・・・。

出演:グレゴリー・ペック、エヴァ・ガードナー、メルヴィン・ダグラス、ウォルター・ヒューストン、エセル・バリモア、フランク・モーガン、アグネス・ムーアヘッド、フレデリック・フォン・レデブール

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ グレゴリー・ペック、エヴァ・ガードナー共演

ギャンブルに無縁の作家(グレゴリー・ペック)が、ギャンブラーのファムファタール(エヴァ・ガードナー)に出会いギャンブルにのめり込んでいく。そこに不思議はないが、分からないのは、作家が抱き始める憎しみである。一体、誰に向けられた憎しみなのだろうか。「大いなる罪びと」は作家のことだろうが、彼を罪びととは思えない。ラスコーリニコフのように、質屋のばあさんをナタで斬り殺せば罪人になるが、そうはならなかった。ゆえにキリストの登場も分からない。罪と罰のような救いでもない。 作家を演じるグレゴリー・ペックの左眉が、つり上がっているか、右眉と同じく平坦かで人格表現を分ける演出。グレゴリー・ペックとエヴァ・ガードナーが蜜月に至る二人のシーンの会話は素晴らしい。ワーグナーの楽曲タンホイザーの使い方は面白かった。

★★★★☆ 最後まで見てよかった

エヴァガードナーは本当に美しいです。この美しさがなければ映画が成立しない。途中で息が詰まりそうになり何度か中断しましたが、最後までみて良かった。グレゴリーペックの迫真の演技も素晴らしいです。ギャンブルというのはちょっとしたきっかけで始まりどんどん抜けられなくなるというのをとても上手に描いた作品だと思います。

作品の詳細

作品名:大いなる罪びと
原作名:The Great Sinner
監督:ロバート・シオドマク
脚本:ラディスラス・フォダー、クリストファー・イシャーウッド
公開:1949年6月29日
上映時間:110分
制作国:アメリカ
製作費:207万ドル
興行収入:204万ドル
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