ドラマ

母の旅路

妻として母として幸せな日々を送っていた家庭に突然訪れた破局! 女の幸福のあり方を美しく描く愛の佳篇!

ストーリー:未亡人だったホリー・パーカー(ラナ・ターナー)は、名門の富豪クレイトン(ジョン・フォーサイス)と再婚した。クレイトンの妻として、そして息子のクレイトン・Jr.の良き母として何不自由なく暮らしていたが、クレイトンは長く留守しがちであったため、ホリーは常に孤独を感じていた。クレイトンの老母エステル(コンスタンス・ベネット)の冷たい視線も気になった。あるパーティでホリーは夫の友人のフィル(リカルド・モンタルバン)と知り合う。フィルは名うての女たらしで、ホリーに巧みに取りいり、やがて二人は関係を持ってしまう。後悔の念にかられたホリーは別れを迫ったが、言い争ううちにフィルは足を踏み外して階段から落ち、即死してしまった。探偵を通じてこのことを知ったエステルは、事件の後始末をつける代わりに、家族と永久に関係を断ち、名前を変えて外国へ渡るようホリーに詰め寄った。息子と夫を愛するホリーはそれを受け入れ姿を消すが、それが彼女の転落の始まりだった・・・。

出演:ラナ・ターナー、ジョン・フォーサイス、リカルド・モンタルバン、バージェス・メレディス、ヴァージニア・グレイ、コンスタンス・ベネット、キア・デュリア

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ザ・ハリウッド映画 涙涙のメロドラマの傑作

ご都合主義と批判されようが、この映画は涙涙の大ロマン・メロドラマの真骨頂だとおもいます。昼間の連続ドラマでリメイクできるんじゃないですか。前半の豪華な生活ぶり、徐々に夫婦仲が遠くなってゆくすれ違い、姑の睨みが目立つようになり、かけがえなのない最愛の息子とのさびしくも暖かな暮らし、そこへ忍び寄る女たらしの放蕩者、過ちに陥ってしまうヒロイン、そして事件!急転直下するヒロインの暮らし、姑の追放宣言、息子との別れ・・・後半の転落、そしてめぐりめぐって・・・。もう書いているだけでもシーンをおもいだします。裁判の場面では涙なくしては観ることが出来ません。ラナ・ターナー最高!わかいひとたちにもみてほしい、かつてのハリウッドシステムの職人芸を!

作品の詳細

作品名:母の旅路
原作名:Madame X
監督:デヴィッド・ローウェル・リッチ
脚本:ジーン・ホロウェイ
公開:アメリカ 1966年3月3日、日本 1966年6月11日
上映時間:100分
制作国:アメリカ
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