天地をゆるがすローマ帝国の興亡! 英雄シーザーの暗殺をめぐって壮大なスケールで描く一大叙事詩!
ストーリー:「栄光と繁栄のローマ共和国」を築き上げた偉大な英雄ジュリアス・シーザー(ジョン・ギールグッド)が凱旋した。大群衆の前にシーザーとその側近アントニー(チャールトン・ヘストン)が姿を現すと、ローマ市民の興奮はその極みに達した。歓呼に応えるシーザーは絶頂期を迎えていた。だが、そのシーザーの栄光の陰には共和制擁護派のキャシアス(リチャード・ジョンソン)、キャスカ(ロバート・ヴォーン)を中心とする黒い陰謀が渦巻いていた。謀叛一派にとって、シーザーの心の友であり高潔な文人として人望の厚いブルータス(ジェイソン・ロバーズ)を反シーザー派に引き込むことは暗殺を成功に導く大きなポイントだった。「シーザーは私欲で王位を狙っている」と、言葉巧みにキャシアスに揺さぶられたブルータスは、ついにローマの自由と平和のために謀叛に加わる決意をしてしまう・・・。
出演:チャールトン・ヘストン、ジェイソン・ロバーズ、ジョン・ギールグッド、リチャード・ジョンソン、リチャード・チェンバレン、ダイアナ・リグ、クリストファー・リー、マイケル・ガフ
★★★★☆ 大がかりのセットや民衆の前での演説は見もの
セリフや演技は舞台劇だったが、大がかりのセットや民衆の前での演説は見ものだった。全員演技が素晴らしかったが、もっと個性を紹介するようなエピソードが欲しかった。シーザーがいかに恨まれるようになったのか、ブルータスがなぜ尊敬を集めていたのかなど、そういう知識を持っていればもっと楽しめたと思う。
作品の詳細
作品名:ジュリアス・シーザー |
原作名:Julius Caesar |
監督:スチュアート・バージ |
脚本:ロバート・ファーニヴァル |
原作:ウィリアム・シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』 |
公開:イギリス 1970年6月4日、日本 1970年2月21日 |
上映時間:117分 |
制作国:イギリス、アメリカ |
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