ドラマ

人生模様

マリリン・モンロー、リチャード・ウィドマークはじめハリウッドスター12人と5人の名監督が贈る笑って泣けて心温まるオー・ヘンリーの世界

ストーリー:■第1話「警官と賛美歌」
浮浪者のソーピー(チャールズ・ロートン)は刑務所で冬の寒さから逃れるため、軽犯罪を繰り返すが、なぜか捕まらない。教会で讃美歌を聞いて感動した彼が真面目に働こうと改心すると皮肉にも・・・。
■第2話「ラッパのひびき」
刑事バーニー(デイル・ロバートソン)は殺人事件の証拠品の中に見覚えのある記念品を見つけ、旧友のジョニー(リチャード・ウィドマーク)を捕まえようとする。しかしバーニーはジョニーに大金を借りたままになっていた・・・。
■第3話「最後の一葉」
厳寒のニューヨーク。恋に破れたジョアンナ(アン・バクスター)は重い肺炎に罹り、窓の外のツタの葉が散るたびに自分の命が削られていく気がすると嘆く。売れない画家ベアマン(グレゴリー・ラトフ)は彼女を救うために・・・。
■第4話「赤い酋長の身代金」
2人の詐欺師がアラバマの片田舎で少年を誘拐する。ところが少年は村でも評判の悪ガキだった・・・。
■第5話「賢者の贈り物」
貧しいが深く愛し合っている若い夫婦ジム(ファーリー・グレンジャー)とデラは、高価なクリスマス・プレゼントを空想して楽しむ。イヴの日、デラ(ジーン・クレイン)は自分の髪の毛を売って夫へのプレゼントを買うが・・・。

出演:チャールズ・ロートン、マリリン・モンロー、デイル・ロバートソン、リチャード・ウィドマーク、アン・バクスター、グレゴリー・ラトフ、フレッド・アレン、オスカー・レヴァント、ファーリー・グレンジャー、ジーン・クレイン、ジーン・ピーターズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 珠玉の短編集

キリスト教徒でなくてもほのぼのとした温かさが伝わってくる素晴らしい映画です。『賢者の贈り物』では切なさに泣き、『最後の一葉』では感動して泣かされました。与える愛は至極の愛で、相手のためになることでも、振り返って自分自身のしあわせにもなります。特に、『最後の一葉』はラストにどんでん返しがあり、感動をより一層呼び起こす作用があり、映画として完璧の仕上がりと思います。冒頭のホームレスの話では、ラストで教会に行き、自分自身に反省の念が湧き、号泣する場面にも感動しました。日本では、アメリカのように誰でも気楽に入れる教会のような場所はありません。キリスト教のふところの広さには全く脱帽です。

★★★★☆ 名作鑑賞が楽しかった

これらの作品が、大切に映画化されていることが嬉しい。びっくりな出演者、マリリンもリチャードも若い!個人的には第1話が子供時代から大好きで、ラストシーンは今も泣いてしまう。主人公(浮浪者)の心と自分と重なる一瞬が素晴らしい。映画向けに脚色されて、その分作品の価値は低下しているが。それはどれにも言えますね。「最後の一葉」も感動へのいざないがグダグダしてわざとらしい。ほかにもオーヘンリー短編集には、優れた作品があり、短くすっきりした名作を思い出します。良い時間をありがとうございました。

作品の詳細

作品名:人生模様
原作名:O. Henry’s Full House
監督:ヘンリー・コスター、ヘンリー・ハサウェイ、ジーン・ネグレスコ、ハワード・ホークス、ヘンリー・キング
脚本:ラマー・トロッティ、リチャード・L・ブリーン、ウォルター・バロック、アイヴァン・ゴッフ、ベン・ロバーツ
原作:オー・ヘンリー
公開:アメリカ 1952年9月19日、日本 1953年6月20日
上映時間:117分
制作国:アメリカ
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