人間が持つ多くの感情や欲望、見栄や謙遜など、“高慢”と“偏見”という部分から見た生きることの大切さをコメディタッチで描く
ストーリー:女性は従順であるべきとされていた時代にありながら、エリザベス(グリア・ガーソン)は珍しく自主性に富 んだ女性だった。ある日舞踏会で資産家のダーシー(ローレンス・オリヴィエ)と知り合うが、彼の高慢で尊大な態度 に反感を抱く。彼からのプロポーズも頑としてはねつけたエリザベスだったが、 ある出来事から自身が抱いていたダーシーへの反感は、第一印象で「嫌な奴 」だと決め付けた偏見によるものだったと気付き・・・。
出演:グリア・ガーソン、ローレンス・オリヴィエ、モーリン・オサリヴァン、メアリー・ボーランド、アン・ラザフォード、エドマンド・グウェン
★★★★★ 事前の予想を上回りました。
人の自立について考えさせられる、相当深い映画です。それにしても、グリア・ガーソン、ローレンス・オリヴィエは、この映画にふさわしい品格を見せてくれています。グリア・ガーソンは何本かみましたが、ここでのエリザベス役はその雰囲気にぴったりでした。
★★★★☆ とても面白い
当時のイギリスの階級社会、相続、結婚事情について知るにつけ、女性は生きにくい時代だったんだなと感じました。そんな時代の上流階級の男性と中流階級の女性の恋愛ストーリーをコメディー要素を加えておもしろく仕上げていました。ストーリーは原作そのままではなく若干アレンジを加えているようでした。また登場人物の年齢も原作では5姉妹は長女が22歳で五女が15歳と若いのですが、映画では高く設定されているようでした。2005年のキーラ・ナイトレイ主演作や1995年のBBCの作品も見てみたいです。
作品の詳細
作品名:高慢と偏見 |
原作名:Pride and Prejudice |
監督:ロバート・Z・レナード |
脚本:オルダス・ハクスリー、ジェイン・マーフィン |
公開:アメリカ 1940年7月26日 |
上映時間:117分 |
制作国:アメリカ |
製作費:140万ドル |
興行収入:180万ドル |
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