ドラマ

インビクタス・負けざる者たち

ひとつの願いが、ほんとうに世界を変えた物語

ストーリー:アパルトヘイトによる27年間もの投獄の後、黒人初の南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)は、依然として人種差別や経済格差が残っていることを痛感する。誰もが親しめるスポーツを通して、人々を団結させられると信じたマンデラは、南アフリカのラグビーチームの立て直し図る。マンデラの不屈の精神はチームを鼓舞し、団結させ、奇跡の快進撃を呼び起こす。それは、暴力と混沌の時代に初めて黒人と白人が一体となった瞬間だった。

出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン、トニー・キゴロギ、パトリック・モフォケン、マット・スターン、ジュリアン・ルイス・ジョーンズ、アッジョア・アンドー、マルグリット・ウィートリー、レレティ・クマロ、スコット・イーストウッド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 憎しみの解消には

南アフリカのマンデラ大統領の話。アパルトヘイト時代に迫害された黒人側が今度は逆に白人側を迫害しようとするのをマンデラ一人が冷静に物事を捉え、暴走しようとする黒人を制御し、白人と黒人の対立を南アフリカラグビー代表を通して国民を一つにさせ、南アフリカ国民としての誇りが生まれた。この人以外の黒人大統領だったらアパルトヘイト後の南アフリカはその他のアフリカ諸国と同じように民族ごとに対立し自国民同士の殺戮の国になってたんだろうなと想像できます。今後好きな政治家を聞かれたらマンデラと答えるでしょう。イーストウッド監督作品は名作多いな。

★★★★★ 実話の重みと感動

この映画を観た後でYouTubeへ行き、「Springboks 1995」で検索し当時の実際の動画をみました。映画のシーンが実際にあってさらに感慨深いものがあります。

★★★★★ マンデラのスピーチを聞いているかのような作品

ネルソン・マンデラという実在の人物に基づく話という大きな制約がありながら、それでも映画としての良さも十分に伝わった。新しい南アフリカを作るために、白人と黒人が一つになれるものの象徴として、マンデラはラグビーを言わば利用した形にはなったけれど、W杯で国歌をみんなで歌うという場面は、そこまでの歴史を含む色んなことが凝縮された、美しいシーンで、初めてちゃんと聞く歌なのに心が揺さぶられた。マンデラのセリフ一つ一つが、まるでスピーチの一節みたいで、いちいち格好よく恐らくそれは実際に聞いた人たちから取材して集めた言葉でシナリオを作ったからでしょうが。惜しむらくは、マット・デイモンが演じる南ア代表のキャプテンが、マンデラとの邂逅で何を感じて、それをチームにどう伝えたかというのがわかりにくいところ。でも観る価値がある作品だと自信を持ってお薦めできます。

★★★★☆ 偉大なネルソンマンデラを知ることができる

この映画の題名『インビクタス』とは、マンデラが投獄中に心の支えにした詩の題名は「征服されない」の意味ということだそうです。27年間も投獄されていたというのだから過酷な運命であるが大きな使命があったからなのでしょう。「私が我が運命の支配者、我が魂の指揮官」 という言葉も人が望めば運命も人生も変えることができるということを教えているのだと思います。この映画は、ラグビーの試合が中心にありますがネルソン・マンデラの人柄も良く知ることができ感動します。

作品の詳細

作品名:インビクタス/負けざる者たち
原作名:Invictus
監督:クリント・イーストウッド
脚本:アンソニー・ペッカム
原作:ジョン・カーリン
公開:アメリカ 2009年12月11日、日本 2010年2月5日
上映時間:132分
制作国:アメリカ、南アフリカ共和国
製作費:6000万ドル
興行収入:1億2200万ドル
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