戦争映画

砂漠のライオン

民族の誇りをかけた砂漠の攻防8000日!

ストーリー:1929年。ファシズムを推し進めるムッソリーニ(ロッド・スタイガー)は、北アフリカで遊牧民を率いて徹底抗戦の構えを見せる反乱軍のリーダー、オマー・ムクター(アンソニー・クイン)を制圧すべく将軍グラツィアーニ(オリヴァー・リード)を派遣。ゲリラの奇襲の報復として非武装の村人やその住処を焼き払いイタリア軍の侵攻は過激さを増していく。罪もない一般人が収容所とは名ばかりの劣悪なキャンプに捕えられ罪びととして大量処刑が進められる。家族を殺された女たちも収容され、ムクターが手をかけていた母子も明日をも知れぬ日々を過ごす。一人また一人と物語を彩る勇士たちが命を落としていく・・・。

出演:アンソニー・クイン、オリヴァー・リード、イレーネ・パパス、ロッド・スタイガー、ユアン・ソロン、ロバート・ブラウン、ラフ・ヴァローネ、ジョン・ギールグッド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 勇気を頂きました

ガンジーの映画に、アインシュタインが「このような人間が存在したことは、未来の人々は信じないだろう」との旨が映っていた記憶があります。本映画のオマル・ムフタールもそれに匹敵します。誇りを信念を持って守り、戦う姿、今の日本人には欠けていると感じました。

★★★★☆ 歴史は繰り返される

この作品を観て、20世紀初頭イタリアがリビアで推し進めた占領政策と半世紀以上経た現在アメリカが行っている軍事行動に奇妙なほど類似点が多いことに気づいた。無論、この映画の主人公でありリビアの英雄であるオマー・ムクターと犯罪者であるオサマ・ビンラディンを比較すること自体ナンセンスなのだが、ベドウィンやインサージェント対近代国家の戦いに終わりはないのかもしれない。憎しみは憎しみを生み、世代を超えて受け継がれていく。一体、力の論理だけで何が得られるのであろうか? 後に処刑されたロルドフォ・グラツィアーニ将軍は、軍人としてオマー・ムクターに敬意を表したが、果たしてアメリカの指導者にそのような度量があるのであろうか?

作品の詳細

作品名:砂漠のライオン
原作名:Lion of the Desert
監督:ムスタファ・アッカド
脚本:H・A・L・クレイグ
公開:アメリカ 1981年4月17日、日本 1981年5月16日
上映時間:173分
制作国:アメリカ、リビア
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