ドラマ

クォ・ヴァディス

作品賞を含むアカデミー賞®全8部門ノミネートの壮大な歴史スペクタクル大作!

ストーリー:暴君ネロ(ピーター・ユスティノフ)の統治下、腐敗の一途を辿る大ローマ帝国。その第14軍団の軍団長マーカス・ビキニウス(ロバート・テイラー)は、前将軍が奴隷から養女に迎えた美しい娘リジア(デボラ・カー)に心惹かれる。だがローマ帝国で迫害を受けるクリスチャンであり、奴隷であったリジアはマーカスに想いを寄せながらも、彼の軍人が故の支配欲や血なまぐさい闘争心を嫌悪し、二人の心はすれ違う。そんな中、暴君ネロによってローマの街が火に包まれ、リジア達クリスチャンに罪が着せられる・・・。

出演:ロバート・テイラー、デボラ・カー、ピーター・ユスティノフ、レオ・ゲン、パトリシア・ラファン、フィンレイ・カリー、バディ・ベア

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 傑作です

登場人物の性格が実にしっかりと描かれている。ネロの独善的な愚かさの表れもいい。迫害されるキリスト教徒の悲しみも真に迫って描かれている。映画史上に残る傑作でしょうね。

★★★★★ 戦後の大作史劇!

1951年当時700万ドルともいわれる巨費が投入されたという古代ローマ史劇である。後の超大作史劇『ベン・ハー』『十戒』もこの作品が無かったら、生まれたかどうかは微妙なほど、その影響力は思った以上に大きい。ヒロイン役のデボラ・カーが最も美しい作品であると断言できる。彼女は普通の現代劇よりもこの手の歴史物の方がタイプ的に相応しいのかもしれない。逆にロバート・テーラーは若干老けているように見える。あの名作『哀愁』の頃の若々しさはこの作品では期待できないだろう。実はその事が、もう一つ決定力に欠ける作品にしているようにも見えるのだ。驚くべきはそのスペクタクル演出であろう。ローマの神殿前の大群衆、ローマの大火、闘技場の大観衆等は特撮や合成はあるものの動員されたエキストラや大セットは観る者を圧倒する迫力がある。余談だが、この作品、セシル・B・デミル監督の戦前の大作『暴君ネロ』と題材的には良く似ているので比較してみるのも面白い。

作品の詳細

作品名:クォ・ヴァディス
原作名:Quo Vadis
監督:マーヴィン・ルロイ
脚本:ジョン・リー・メイヒン、ソニア・レヴィン
原作:ヘンリク・シェンキェヴィチ『クォ・ヴァディス』
公開:アメリカ 1951年11月8日、日本 1953年9月15日
上映時間:171分
制作国:アメリカ
製作費:760万ドル
興行収入:2100万ドル
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