ファンタジー

ある日どこかで

“時間”という壁を超えて、狂おしいほどに切ない恋に落ちる男女を描いた珠玉のラブ・ファンタジー!

ストーリー:1972年、演劇を学ぶ大学生リチャード。見知らぬ老婦人が急に寄ってきて、彼女から“帰ってきて”と囁かれるが、彼にはまったく訳が分からない。8年後、劇作家になったリチャード(クリストファー・リーヴ)は、1911年に生きていたというエリーズ(ジェーン・シーモア)という女性の肖像画に一目惚れする。リチャードが調べると何とエリーズは、8年前のあの老婦人だった。リチャードがエリーズに会いたいと願うと、いつの間にか彼は1911年の世界に飛んでいて・・・。

出演:クリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア、テレサ・ライト、スーザン・フレンチ、クリストファー・プラマー、ビル・エルウィン、ジョージ・ヴォスコヴェック、ジョン・アルヴィン、エドラ・ゲイル、オードリー・ベネット、ウィリアム・H・メイシー、ローレンス・コーヴェン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 時を越えて愛すること

女性のためのSF・ラブストーリーという感じもしますが、男の人もわかる人はわかるんじゃないかなと思います。最後のほうはなんかもう、泣けて、泣けて、鼻水かむのに大変でした。このところのアメリカ映画というと物を壊しまくって、最後は正義が勝つ!のような印象しかありませんが、25年ほど前はこういうのも作っていたんだなぁと思いました。映画の中にはプロローグがやたら長くて、話の展開までにだれてしまうものもありますが、この映画は話の展開が早くて、見る人を飽きさせません。そこもよかった。また、所々で流れる「パガニーニのラプソディー」が本当にいいです。ラフマニノフは好きではなかったんですが、印象が変わりました。タイムトリップがあるので、未来にはあれがああなっていたんだなと注意深く探りながら見ることもできる楽しさもありました。作りかたもきれいだし、人物もきれい、景色も、本当にきれいです。品がよく、映るものはみな美しく、こういう種類の映画はみな死に絶えてしまったなぁと思っていたのですが本当に巡り合えてよかったと思う映画でした。純愛、そして、最後の主人公の姿を見ると、最近出された本の名前「殉愛」なんて言葉をおもいます。悲しく、美しいタイプの愛の形を映像で見たくなった人には本当にお勧めだと思います。

★★★★☆ お勧めです

初めてみた印象としてはラブロマンスというよりはSFの要素が強いと思いました。ラブロマンスにしてはストーリーや展開が少々強引かなと思います。主人公とエリーズの恋愛はあくまで男性側の視点で描かれており、女性から見てどうなの?という気はします。ただ、SF映画としてみた場合、秀逸な出来栄えだと思います。時空を越えた壮大な恋愛と素晴らしい音楽とが相まって、見終わった後に不思議な錯覚を覚えます。

作品の詳細

作品名:ある日どこかで
原作名:Somewhere in Time
監督:ジャノ・シュワルク
脚本:リチャード・マシソン
公開:アメリカ 1980年10月3日、日本 1981年1月31日
上映時間:103分
制作国:アメリカ
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