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古都ウィーンを舞台に、眩暈と幻惑の映像作家ニコラス・ローグが、精神分析医と魔性の女とのねじれた欲望の果てを描く

ストーリー：謎めいた魔性の女ミレナ(テレサ・ラッセル)。彼女の虜となった精神科医のアレックス(アート・ガーファンクル)は、激しい性の陶酔に溺れ、現実に対する感覚を失っていく。自殺未遂を起こすミレナ。自殺未遂について警部からの詰問に答えるアレックス。断片的に浮かび上がる真実とは・・・。

出演：アート・ガーファンクル、テレサ・ラッセル、ハーヴェイ・カイテル、デンホルム・エリオット、ダニエル・マッセイ、ダナ・ギレスピー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　Klimt

この監督の何とも言えない個性的な美的感覚やムードが好きです。ものがたりが幾重にも重なり、様々な装飾を惜しげも無く 散りばめてまるで迷路の中に引き込まれるようです。出演者では、色情狂的魔性女テレサ・ラッセルが出色。アート･ガーファンクルは冷静で知的で自分に自信を持ち、それ故か優柔不断で女に振り回される男の感じを上手く出していると思いました。数少ない出演作の中でも最高の演技かと思います。ハーヴェイ・カイテルも曲者的な持ち味を出しています。キース･ジャレットの音楽も効果的で場面を引き立たせています。

作品の詳細