暴力と知性を兼ね備えた猿たちと、惑星からの脱出をめざす人類の壮絶な戦い!
ストーリー:2029年、惑星間の偵察を任務とする宇宙探索基地“オベロン”は磁気嵐による宇宙空間の異常を発見する。特殊訓練を受けたチンパンジー、ペリクリーズが調査のため送り出されるが、通信が途絶。宇宙飛行士レオは上官の制止を無視してペリクルーズの後を追った。しかし、レオの偵察ポッドは近くの惑星に墜落。危機一髪のところで緊急脱出したレオだが、逃げ惑う原始的な人間を狩って楽しむ、言葉を話す猿の武装集団と遭遇し愕然とする。この地は猿が支配する猿の惑星だったのだ!
出演:マーク・ウォールバーグ、ティム・ロス、ヘレナ・ボナム=カーター、マイケル・クラーク・ダンカン、クリス・クリストファーソン、エステラ・ウォーレン、ポール・ジアマッティ、エリック・アヴァリ、リサ・マリー、チャールトン・ヘストン
★★★★★ 一筋縄ではいかない
元祖オタク(?)監督、ティム・バートンならではのこだわりの映像は、オリジナルを観た人も観たことがない人も必見の価値あり!流石にかのチャールトン・ヘストンの凄みや、「猿達」(あるいは作品そのもの)が当時私たち(10歳)に与えたインパクトを越えるには至らないが、それはそれとして十分に楽しめる作品である。オリジナルでの「人類(文明)が滅んだから、次は猿が進化した」という、今考えるとあまりにも短絡的な設定(最終的にはタイムスリップだとか、何やかやと続編で理屈を付けようと試みていたが)に、科学的な説得力を持たせた点が新しく、そこがこちらの作品の強みか。その割には、最後のオチは「どう解釈したらいいの?」と、再び観た者を困惑させるあたりが、監督のしゃれっ気?!やはりこの人は一筋縄ではいかないのですね。
★★★★☆ 類人猿そのもの!?
初代の猿の惑星=チャールトン・ヘストンの猿の惑星を知っていたから、比べて面白いけど、こっちの方が理不尽なことも面白く見せようって印象に思えます。ロケットの中と外では時間の経過が違う、というのは、光より速いロケットに乗っている人は外に存在するものより時間がゆっくりになる・・・ということで、その有り得ないけど高速ロケットで宇宙旅行から地球に帰ると、えらいこと時間経過して、猿の支配下になっていた・・という状況が2度ひねりしてありました(多分)。科学がわかっていればもっと楽しめたんだろうな・・・とちょっとだけ落ち込んだけど、でもおもしろかったことには違いありません。バートン監督のファンだし。そうそうチャールトン・ヘストンも出演しています、捜すのが大変だったけど。彼はこれで猿の惑星とは縁を切ったそうです(笑)。バートン監督ですからやはり美術や小道具もかなり凝っています。猿といっても類人猿らしいのですが、種類も様々、性格も様々。実に細かく設定されています。奴隷にされた人間たちの中で比較的信頼を得て猿の傍に侍らせられているのが(給仕とか)・・・アジア人種の人間なんですよね・・・日本人か中国人かな?みたいな顔・・・で、拳ふりあげ反撥しているようなのが白人の人間なんです。いろんな意味で面白い。
★★★☆☆ 帰ってきた猿たち
『猿の惑星』という映画を初めて見たときは、子供心にも衝撃を受けたものです。このDVDは過去に作られた同名映画の、リメイク版と言えるでしょう。コンピュータグラフィックをふんだんに取り入れ、リアルな猿達を描いております。DVDに付いてくる特典映像などで、その撮影風景を眺める事も出来ます。ただCGだけに頼るのではなく、一つ一つの演技にも、猿らしさを表現しており、出演者、作成者の苦労が伝わってきます。オリジナルを見た事にもお勧めできる一本です。
★★☆☆☆ 特撮技術は進歩してます
特撮技術は進歩していますが、オリジナルを超えてないと感じました。特撮ではなく、脚本などでオリジナルを超えて欲しかった。でも十分おもしろかったです。
作品の詳細
作品名:PLANET OF THE APES/猿の惑星 |
原作名:Planet of the Apes |
監督:ティム・バートン |
脚本:ウィリアム・ブロイルス・ジュニア |
公開:アメリカ 2001年7月27日、日本 2001年7月28日 |
上映時間:120分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1億ドル |
興行収入:3億6200万ドル |
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