コメディー

ブリタニー・ランズ・ア・マラソン

自堕落な生活を変えるべくニューヨーク・シティ・マラソンへの出場を目指す女性の奮闘を描いたコメディドラマ

ストーリー:愉快で社交的なブリタニー・フォーグラー(ジリアン・ベル)はみんなの大親友-例外は自分だけ。夜遊び三昧のバイト生活と悪友のせいで人生は下り坂。 ジムに通うお金もなく、助けを乞うにはプライドが高すぎて途方に暮れていたブリタニーに、アパートの隣人が“走ること”を勧めてくれた。 勇気を出して最初の1ブロックへと踏み出した彼女は、思いもよらなかった目標を掲げる。ニューヨーク・シティ・マラソン完走だ!

出演:ジリアン・ベル、ミカエラ・ワトキンス、ウトカルシュ・アンブドゥカル、リル・レル・ハウリー、アリス・リー、ピーター・ヴァック、ケイト・アリントン、ユリ・ヘンリー=コーン、アダム・シーツ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 人生がうまく行かない全ての人に。

とてもよかった。2020年に見た中では一番かもしれない。頑張って走って痩せてきれいになったら仕事で成功して、イケメンの彼氏ができて、おしゃれな服着てイメチェンキラキラ〜な映画ではありません。だけど大切なことがたくさん詰まっている映画です。ランニングだけじゃなくて、人種のるつぼのNYで様々な人の恋愛、結婚、仕事、人間関係の悩みが描かれています。ブリタニーは等身大のNYのアラサー女子。他の映画にあるように皆が恋してるか、バリキャリなわけでもない。だけどどうしていいかわからなくて、ジャンクとお酒の日々。色々あって、ただ、健康になりたくて、走ることに。走り出すまでも、すごく大きな壁がある。でも毎日走り続ける。痩せるためでもあるけれど、ただ自分のためだけに走ることが、走れることがどれだけ大切なことか。私が同じアラサーで、太めで、恋人がいない、バリキャリでもない。そして腰痛で動けなくなってウォーキングはじめて、ランニングに変えはじめたときだったので、すごく心に染みました。ランニングじゃなくてもいい、ただ毎日自分の成長を少しずつ感じれるもの、一人になって自分の身体と心の声に耳を傾けられるものが私を癒し、生きさせてくれる。すごく勇気をもらいました。ブリタニーの性格が悪いと批判されている方がいましたが、キャラクターとしてすごく自然だったとおもいます。明るく優しくて、いつも笑顔で自分の感情をコントロールのできる女性だったら、きっと身体壊しそうになる前から、ジャンク暴飲暴食しないし、定期的に当たり前のようにジムに通って、細い体型で人に愛されて、愛してくれるパートナーがいる。でも皆がそうじゃない。頑張っても頑張っても結果が出ないときは、他人は楽して幸せなように見えてしまう。だから人にひどいこと言ってしまうときも、人から逃げたくなるときもある。人とぶつかりながら、後悔しながら、でもそういう自分も含めて、一緒に、走っていく。すごく自然で、人間らしい魅力的なキャラクターに思えました。

★★★★☆ 勇気の貰える実話

最後に実在するブリタニーの写真が出てきて感動しました。映画でも、役とはいえどんどん顔つきが変わっていきます。コンプレックスを抱え生きてきたからこそ、同じような人に厳しく当たってしましったり、手を差し伸べてくれる人を疑ったり、なんか「なんでよ〜!」って思いながらも気持ちがわかっちゃう。そんなすぐに人は変われないけど、ましてやブリトニーみたいに少し捻くれちゃって拗らせているような人でも何か一生懸命取り組むと人って変わっていけるんだなって少し勇気もらえました。これ観た翌日、走りました(笑)。

作品の詳細

作品名:ブリタニー・ランズ・ア・マラソン
原作名:Brittany Runs a Marathon
監督:ポール・ダウンズ・コレイゾ
脚本:ポール・ダウンズ・コレイゾ
公開:アメリカ 2019年8月23日
上映時間:103分
制作国:アメリカ
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