コメディー

バーニー・トムソンの殺人日記

不条理に始まる殺人、先の見えないストーリー、いったい何人死んでいくのか?

ストーリー:バーニー・トムソン(ロバート・カーライル)は、グラスゴーの床屋で働いているうだつが上がらない理髪師。ある日誤って上司を殺してしまった彼は、母親(エマ・トンプソン)に相談すると、「死体を冷凍庫に入れておけ」と言われる。彼女の命令に従い冷蔵庫に死体を運び込むと、そこにはすでに別の死体が入っていた・・・。

出演:ロバート・カーライル、エマ・トンプソン、レイ・ウィンストン、ジェームズ・コスモ、トム・コートネイ、アシュレージェンセン、マーティン・コムストン、アイリーン・マッカラム、バーバラ・ラファティ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 美しすぎる作品

理髪店の店員が事故で人を殺してしまったがために連続バラバラ殺人犯として疑われる話。作品自体の面白さもあるが、より感嘆したのは、この話の整い方。つまらなくないが、(悪い意味でなく)面白すぎず、また小さすぎず、大きすぎもしない。映像と音楽と演出とでこの脚本を余すことなくピッタリ表現しているという感じがした。セリフとストーリーの繋がり方も楽しく、先の展開を想像しながら、あるいは前のセリフを思い出しながらそのシーンの解釈を深めることもでき、見応えのある映像になっている。また、話の主軸には影響しないものの、各登場人物の背景を想像させるような「気になる」セリフや人物もあり、見終わった後に、「あれ、あの人っていったいなに?」とまったくスッキリするわけではない余韻を残しつつ、観る側の想像や考察を搔き立てるのも自分好みでした。(とはいいつつも、もやもやするほどでもないのも良い)見終わった後の、こんなに面白い映画を見ることができた という充足感が良かった映画です。

★★★☆☆ あまり知的ではない

役者の演技はいいし(特にエマ・トンプソン)、随所に面白いシーンはあるのだけど何か違う感じがしました。オチそのものは特に悪くはなかったけど、刑事達のやり取りのシーンはあまりに馬鹿馬鹿しすぎて下品。もう少し知性が感じられると良かったのですが。英語が理解できる方は抱腹絶倒なのかも知れません。

作品の詳細

作品名:バーニー・トムソンの殺人日記
原作名:The Legend of Barney Thomson
監督:ロバート・カーライル
脚本:リチャード・コーワン、コリン・マクラレン
公開:2015年7月24日
上映時間:94分
制作国:イギリス
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