コメディー

セレブの種

鬼才スパイク・リー監督が放つセンセーショナルな愛の物語

ストーリー:ジョン・ヘンリー“ジャック”アームストロング(アンソニー・マッキー)は、ハーバード大学でMBA(経済学士号)を取得し、バイオテクノロジー企業で働くエグゼクティブ。しかし上司に社内の不正を報告したのがきっかけで、突然会社からクビを宣告されてしまう。内部告発者のレッテルを貼られたジャックに再就職先は見つからず、一夜にして一文無しの境遇になる。そんな折、キャリアウーマンで、今はレズビアンの元恋人のファティマ(ケリー・ワシントン)が彼の元に現れ、大金を支払う代わりに、彼女と新恋人のアレックスに“種付け”をしてほしいという交渉を持ちかける・・・。

出演:アンソニー・マッキー、ケリー・ワシントン、エレン・バーキン、モニカ・ベルッチ、ジム・ブラウン、オジー・デイヴィス、ジャメル・ドゥブーズ、ブライアン・デネヒー、ウディ・ハレルソン、バイ・リン、ジョン・タトゥーロ、キウェテル・イジョフォー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ いい意味で期待を裏切られました

R−18指定なのでもっと過激な内容かと思っていましたが、意外にもストーリーはなかなか感動ものでした。確かにテーマがテーマなのでR指定は致し方ないのかもしれませんが18に設定するほどではないような気もします。むしろ個人に罪をかぶせて生き残りを図る大企業の姿勢や、同性愛者問題や、生殖ビジネスといった 法がカバーできないでいる様々な問題をまじめに取り上げていて、考えさせられる事もたくさんあり、家族や友人と議論してみるのはいいかもしれません。クスっと笑えるコメディの要素も所々に入って、シリアスな問題が重くなりすぎず、程よいエンターテイメントに仕上がっていると思います。ストーリー展開は予想に反してグッドでした。正直もっとセクシーな内容を期待する向きをターゲットにしているのかと思っていましたが、これはいたって健全な、性を主題にした映画だと思いました。

★★★★☆ 一人で見るよりカップルで鑑賞しよう

エンロン事件などを背景に制作されたそうですが、出だしは、製薬会社の若き部長(主人公)がエイズ特効薬に取り組んでいるときに、同僚の博士は自殺し主人公は会社の半社会的行為を告発して会社をクビになりかつ検察にも捕らえられてしまう。一方、会社をクビになった主人公だが、その学歴と知能の高さに目を付けた元カノが「種付け」業務を持ちかける・・・最初はシリアスな社会ドラマ、その後男女が「子孫を残す、子供を作る」という事柄を巡る立場の相違が映像で良く理解されるように描かれ(若干、ポルノ的な描写)る。それぞれ生活力はあるので、夫は要らないが「種だけ付けてくれて」子どもを持ちたいという女性が続々と登場するが、様々なタイプの美女であるところがミソ。生殖の道具(主人公)に対して、それぞれの美女が示す姿勢と態度が必見。スパイクリー監督らしく、男女の赤裸々なあり方を描いているが最後はホッとする結末。見て損はない。ただし、子どもには見せない方が良いだろうね。

作品の詳細

作品名:セレブの種
原作名:She Hate Me
監督:スパイク・リー
脚本:スパイク・リー
公開:アメリカ 2004年7月28日、日本 2006年9月23日
上映時間:140分
制作国:アメリカ
製作費:900万ドル
興行収入:150万ドル
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