金と出世に夢中の“危険人物”たちと“猛獣”がひしめく動物園の運命は・・・
ストーリー:テレビ局の重役ポストを得て、巨大企業オクトパスに転職したウィラ(ジェイミー・リー・カーティス)。ところが、社長のマッケイン(ケビン・クライン)がテレビ局を売却してしまう。そこで彼女は、新たに買収されたイギリスの動物園で重役に収まろうと、社長のドラ息子ビンス(ケビン・クライン二役)を利用して、ロロ・リー(ジョン・クリーズ)が園長を務める動物園に乗り込む。そこでは、猛獣だけを集めて入場者を増やそうとする計画が進行していた・・・。
出演:ケビン・クライン、ジェイミー・リー・カーティス、ジョン・クリーズ、マイケル・ペイリン、ロニー・コーベット、キャリー・ローウェル、ロバート・リンゼイ、ビリー・ブラウン、スージー・ブレイク
★★★★☆ 危険な動物たちはパッケージのこの人たちです。
舞台はイギリスの動物園。アメリカのコングロ企業から増益を厳命された元警官と、愛する動物たちをリストラさせまいと必死に抵抗する飼育係たち、利益最優先の大物社長とそのバカ息子、そしてセクシーなエリート幹部。この5者のくんずほぐれつの攻防をお楽しみ下さい。かわいい動物たちが危険な動物たちを見守ります。どなたでも楽しめるドタバタコメディです。そして『ワンダとダイヤと優しい奴ら』をご存知の方には、さらに楽しめる情報を。小説版によれば、主人公ロロはアーチ-の兄です。屈折した人生観から名前を中国人風に改名して香港警察に二十年勤務、そしてこれは転職後の物語です。ワンダならぬウィラは、ロロの中に父親像を見て好意を抱きます。前回台詞がほぼ皆無だったケン役のM.ペイリン!は、今回は一転して機関銃のように喋りまくります。そんなところにもご注目下さい。そしてモンティ・パイソンファンの皆様、パイソンズお得意の動物ギャグを、十分にご堪能下さい。あ、ケビン・クラインの俗物社長と大バカ息子の二役、胸がすくほどの快演です。
作品の詳細
作品名:危険な動物たち |
原作名:Fierce Creatures |
監督:フレッド・スケピシ |
脚本:ジョン・クリーズ |
公開:アメリカ 1997年1月24日、日本 1997年9月27日 |
上映時間:93分 |
制作国:アメリカ |
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