ドラマ

最後のフェルメール ナチスを欺いた画家

天才画家「フェルメール」の絵画を巡る、忘れられかけた真実の物語

ストーリー:第二次大戦終戦後のオランダ系ユダヤ人のジョセフ・ピラー大尉(クレス・バング)は、戦争中に盗まれた美術品を捜査する任務に就いた。貴重なフェルメールの絵画を史上最高額でナチスに売りつけた罪として、美術愛好家ハン・ファン・メーヘレン(ガイ・ピアース)を突き止める。 死刑相当の重罪となる対独協力罪として、助手(ヴィッキー・クリープス)と共に捜査を進めていく中、事件の真相は思わぬ方向に進んでいく・・・。

出演:ガイ・ピアース、ヴィッキー・クリープス、クレス・バング、ローランド・ムーラー、アウグスト・ディール、オリヴィア・グラント、エイドリアン・スカーボロー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★☆☆ 不自然な贋作者の言動

この作品は、オランダ系ユダヤ人の大尉が、オランダの至宝フェルメールの絵画をゲーリングに売りつけた売国奴として逮捕された美術商・画家メーレンを取り調べるところから始まる。その捜査の過程で大尉は、メーレンが贋作者であり、売国奴どころかゲーリングを騙した愛国者であると考えるようになり、裁判では弁護士のアシスタントとしてメーレンを擁護する側に廻るというストーリー展開。実話に基づいているという。ただ、映画ではメーレンが即刻死刑の可能性があったにもかかわらず、なかなかはっきり真相を明かさない。しかし映画からは、メーレンが、贋作者であると露見するよりも、裏切り者として銃殺されることを望んだ人物というようには伝わらない。謎解きストーリーを展開するために必要な伏線だったのかもしれないが、ここが非常に不自然で腑に落ちなかった。

作品の詳細

作品名:最後のフェルメール ナチスを欺いた画家
原作名:The Last Vermeer
監督:ダン・フリードキン
脚本:ジェームズ・マッギー
公開:アメリカ 2020年11月20日
上映時間:118分
制作国:アメリカ
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