改革だ! オンナと名誉を賭けて戦う、ソウゼツでセコイ対決
ストーリー:モンロー・コール(ジーン・ハックマン)は、ホワイトハウスで二期、米国大統領を務めた後、ニューイングランドのメーン州にある小さな町、故郷のムースポートに帰ってきた。コールはムースポートの町でゴルフをしたり、回想録をしたりして、ノンビリと引退生活を送ろうと計画していた。そこへ、ムースポートの町長に要請されて、断る理由もないコールは喜んで受けることにした。町長の椅子に楽勝で座るつもりだったコールに、対抗馬があらわれる! 地元の金物店のオーナー、ハンディ・ハリソン(レイ・ロマーノ)だった。予想外にも、こんな小さな町の町長選に四苦八苦するコールは、どうなることやら・・・。
出演:ジーン・ハックマン、レイ・ロマーノ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、モーラ・ティアニー、フレッド・サヴェージ、クリスティーン・バランスキー、ジャッキー・リチャードソン、リップ・トーン、ジューン・スキッブ、ジョン・ロスマン、フィリップ・ウィリアムス、ジェイン・イーストウッド
★★★★★ これって大人のコメディー
これはコメディーであり、なかなかの人間ドラマでもある。かたや、人生を攻撃的に攻め、攻めて攻めて攻めまっくって大統領にまで上り詰めた男モンローと、田舎で生まれ、田舎で育って、他人との衝突よりもむしろ和を好むって感じの水回り配管工ハンディー。通常絡むはずのない2人が、ひょんなことから町長選とその周辺でやり合うことになる。やり合うと言っても、一定のルールに則った大人の争いで、そんなに陰湿ではなく、だから笑えるんですけどね。2人とも、別にこんな田舎の町長になりたいわけでもなく、またお互いにそんなに憎み合ってるわけでもないのに、引き下がれない。基本的にコメディーで、そのコメディーだけで十分楽しめるんですが、大人の男女の関係も出てくるし、また、対照的な二人が、自分たちの内面性にそれぞれ欠けているものに気付き始めるという、単なるコメディー以上の内容があると思います。私の個人的満足度からいえば、星5つ。
作品の詳細
作品名:ムースポート |
原作名:Welcome to Mooseport |
監督:ドナルド・ペトリ |
脚本:トム・シュルマン |
公開:アメリカ 2004年2月20日、日本 劇場未公開 |
上映時間:110分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3000万ドル |
興行収入:1400万ドル |
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