ホラー

ハエ男の恐怖

人体実験から、頭と顔だけが蝿になった男。思わず目を覆う、戦慄のエンディング!

ストーリー:物質転送を研究する科学者アンドレ(アル・ヘディソン)は、自らの体を使い実験を試みた。しかし、装置の中に1匹の蝿が紛れ込んでいたために頭と手だけが蝿の“蝿男”と化してしまう。自分の頭を持つ分身蝿を探すうち、徐々に人間としての意識が薄らいでいくことを感じた彼は、やがて絶望の淵へと追いやられていく・・・。

出演:ヴィンセント・プライス、パトリシア・オーウェンズ、アル・ヘディソン、ハーバート・マーシャル、キャスリーン・フリーマン、チャールズ・ハーバート、ベティ・ルー・ガーソン、ユージン・ボーデン、ハリー・カーター、トーベン・マイヤー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 悲劇のハエ男

名高きクローネンバーグ監督の作品、『ザ・フライ』のリメイク元である。リメイクでは科学者に起こるグロテスクな身体変化を、奇抜なSFXで生々しく再現したホラー作品だったが、こちらは時代が時代だったのか、そういう描写は控えめである。しかし、怖さはリメイク版にも勝るとも劣らない。終始、不気味に響き渡るハエの羽音、ややチープだがそれでもショッキングなハエ男の姿。最もぞっとするのはやはりラストシーンだろう。「ザ・フライ」では、ハエと主人公が遺伝子レベルで「融合」したことになっているが、こちらは遺伝子レベルで肉体の一部が「入れ替わった」ことになっている。これがラストの伏線になっているのだが…。これは自分の目で確かめていただきたい。

★★★★☆ とても印象に残っている映画です。

『ザ・フライ』としてリメイクされましたが、本家のほうがずっと怖い。 物質を瞬間移動させる装置を開発した科学者が、動物実験の成功により、自ら装置に入るのですが、その時、彼の背中には一匹のハエが・・・。頭部と片腕がそのまんまハエと入れ替わるのですが、それがすんごく怖い。奥さんがいて、研究室の黒板で筆記しながら意思を伝える場面や、頭部を覆っていた布が落ちて、奥さんが悲鳴を上げる場面など、小さい時に一度観ただけですが鮮明に覚えています。また、子供が庭の蜘蛛の巣に変なハエが捕まっているのを発見しますが、人の顔で、人の声で叫んでいるのです。ああ、怖い。あまりの怖さに最後まで観れなかったのか、結末は覚えていません。SFホラーファン必見の一本です。

作品の詳細

作品名:ハエ男の恐怖
原作名:The Fly
監督:カート・ニューマン
脚本:ジェームズ・クラヴェル
公開:アメリカ 1958年7月16日、日本 劇場未公開
上映時間:94分
制作国:アメリカ
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