ラスヴェガスの“女神”を目指す女たちの、火花散る戦い。武器は、ダンス。
ストーリー:スターダンサーを目指してラスヴェガスへとやってきたノエミ(エリザベス・バークレイ)は、ヌード・ダンサーで生計を立てていた。ある日、超高級ホテル<スターダスト>のショー「女神」のトップスター、クリスタル(ジーナ・ガーション)に紹介されるが、“三流店のダンサー”と冷たくあしあわれる。その後ノエミが働く店に恋人ザック(カイル・マクラクラン)を伴ったクリスタルが現れ、ノエミにザックとの屈辱的なプライベート・ダンスを躍らせる。ノエミのことを気に入ったクリスタルの差し金か、「女神」のオーディションに受かるノエミ。ジェラシーが渦巻くステージで、恋で、二人は激しくぶつかり合う・・・。
出演:エリザベス・バークレー、カイル・マクラクラン、ジーナ・ガーション、ロバート・デヴィ、グレン・プラマー、アラン・レイキンズ、ジーナ・ラヴェラ、リーナ・リッフェル、リン・トゥッチ、グレッグ・トラヴィス
★★★★★ スカッとした仁侠映画
この映画のアメリカでの評判は散々だが、わたしはすごくスカッとした後味の良い映画であると思う。作中は胸を出してセクシーに踊るベガスの「ショーガール」たちのショーと、彼女たちの身体を使った出世のための駆け引きや、更に底辺の下半身露出クラブなどの映像がてんこもりに出てくる。が、日本人とアメリカ人の体型が違うせいか、これがぜんぜんいやらしくない。下品は下品なんだけど。戸惑ってしまうようなエロさはない。お金をかけたであろう豪華なショーシーン(何種類も出てくる!)は見ごたえがあり、ショー以外でもで主役のノエミとライバルの女性の均整のとれた豪華な身体を堪能するだけでも見る価値がある。いやらしく感じさせないのは、彼女らがショーをするために、豪華な身体をきちんと鍛えて躍動的に動かしているからではなかろうか。映画の内容は、女同士の友情と任侠の物語。むしろ女性の視点で見ていると、映画の豪華なシーンのみでなく、主人公の女性たちの非常にストイックな友情を見ることができて、嬉しい。見てもぜんぜん疲れない映画でラストも爽快なので、女性にも男性にもぜったいおすすめ。
★★★★☆ ちょっとエッチ。
他のダンサーを蹴散らしてでも掴みたい栄光を、主人公のショーダンサーが叶える女の勝負。
★★★★☆ ショービジネスの実態を暴いた作品
結果的にその年のラジー賞総なめ、おまけにその年が含まれる10年間で最も「アカン」賞もいただくという最高?の栄誉つきの作品。そんなに駄作の評価をいただくとは全然思わずに封切時に見てしまったのですけど。アメリカのショウービジネスの裏側、女と女の戦い・・・まあこれが実態なんだろうと思って見てたのですけど、あんまりはっきり描かれて不評だったのでしょうかね?トップレスの女性がワンサカと出てくるので感覚が麻痺してしまいます。そんなに出来が悪いとは思いませんでした。単純に楽しんで見ました。
作品の詳細
作品名:ショーガール |
原作名:Showgirls |
監督:ポール・バーホーベン |
脚本:ジョー・エスターハス |
公開:アメリカ 1995年9月22日、日本 1995年12月16日 |
上映時間:131分 |
制作国:アメリカ、フランス |
製作費:4000万ドル |
興行収入:3700万ドル |
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