FAMILY IS FOREVER 悪魔の子供、史上最狂の殺戮者が蘇る!
ロブ・ゾンビ版『ハロウィン』
ミュージシャンでもあるロブ・ゾンビ監督は、カーペンター版にオマージュを捧げ、『ハロウィン』を完成させた。その作風は、自身の感性を生かした脚色を加え、ジョン・カーペンター版とはひと味違った現代的なテイスト。オリジナル版のファンをも納得させ、かつ新しいファンも産み出すほどの完成度の高さで、全世界で興収約8000万ドルという大ヒットを記録。
ストーリー:『ハロウィン』悪夢の夜。惨殺されたマイヤーズ家最後の生き残り―当時赤ん坊だった妹ローリー(スカウト・テイラー=コンプトン)は、ストロード家に引き取られて幸せな青春を謳歌していた。しかし精神病棟から脱走した実の兄・マイケルの執拗な接近に遭い、ローリーは彼の家族や周囲の人間への襲撃に怯え、暗闇の中あてもなく逃げ惑うことに。追いつめられた彼女の渾身の一撃により、最期を迎えたかに思われた殺人鬼だったが、それは終焉ではなく、新たな物語の始まりに過ぎなかった・・・。
出演:スカウト・テイラー=コンプトン、マルコム・マクダウェル、タイラー・メイン、シェリ・ムーン・ゾンビ、ブラッド・ドゥーリフ、ダニエル・ハリス、ダニエル・ローバック
★★★★☆ バイオレンス・マイヤーズ
ロブ・ゾンビが監督するハロウィンの第2弾!!前作にも増してバイオレンス色が強くなってます。お腹すいたら犬も食らうマイヤーズ。前半の病院で大暴れのシーンは81年のハロウィン2の雰囲気が似てますが中盤から後半にかけてはロブ・ゾンビ完全なオリジナルver。マイケルのお母さんが幻で再三登場。ローリーと家族の血の繋がり、絆がテーマになってます。マイケルの精神的世界も描いていてこのあたりが賛否両論、意見が分かれるところだと思いますが期待を裏切らない続編です。
★★★★☆ モンスター殺戮マシーン。
ホラーというよりモンスター映画でしょう。カーペンター版マイケルに思い入れのある方は不満だと思いますがバイオレンスジャックのような巨漢暴力殺戮マシーンがお好きな方にはこたえられない作品です。僕はこのヘビメタ系マイケルがかっこいいのでアリだと思います。
★★★☆☆ 素顔
全体的にまとまりがなく、スローシーンや無音の使い分けが中途半端でストーリー展開を壊しています。前作は子役が上手く精神的に病んだ姿を表現しており、マイケルの残忍さを象徴できる仕上がりでした。しかし、今作は無駄な回想シーンが多く、キャラクターのイメージも一変しています。ルーミス博士の冷静さも失われ ローリーのあどけなさも薄れています。又、ハロウィンの不気味な雰囲気はマイケルの素顔が隠されていたことにあり、それをさらけ出すことで別物になっています。オリジナルを尊重してリメイクしてほしいもので、 ハロウィンファンということで3つの評価です。
作品の詳細
作品名:ハロウィンII |
原作名:Halloween II |
監督:ロブ・ゾンビ |
脚本:ロブ・ゾンビ |
公開:アメリカ 2009年8月28日、日本 2010年6月19日 |
上映時間:105分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:3900万ドル |
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