ルイス・サッカーの傑作児童文学を豪華キャストで映画化した痛快ファミリー・アドベンチャー
ストーリー:無実の罪で更正施設送りとなった少年スタンリー(シア・ラビオフ)が、そこで最初に眼にしたもの。それは乾いた大地に掘られた無数の穴たちであった。施設の少年たちは、所長(シガニー・ウィーバー)の命令で、毎日なぜか穴ばかり掘らされている。やがて、その穴の秘密にはスタンリーの家に代々伝わる呪いとも関わりがあることがわかり・・・。
出演:シガニー・ウィーバー、ジョン・ヴォイト、パトリシア・アークエット、ティム・ブレイク・ネルソン、シャイア・ラブーフ、ヘンリー・ウィンクラー、シオバン・ファロン・ホーガン、ネイザン・デイヴィス、クレオ・トーマス、バイロン・コットン
★★★★★ ハッピーエンド。
人生の不幸を呪いのせいだと言い聞かせる主人公とその家族。送り込まれたキャンプ地の由来とご先祖のつながり等々、物語も面白く、3つ(?)の物語が交差して最後につながり、最後にすっきりとします!ジョン・ボイドが味のある演技をしていて、必見です!
★★★★★ 後味はスッキリ爽快!不思議感覚の映画です。
ひいおじいちゃんのせいで一家にかけられた呪い。女教師と黒人青年の悲恋。干上がった湖。伝説の女盗賊。ひたすら掘られた無数の穴。色んなエピソードがだんだんとある一点に向かってしだいに謎が解明されてくる。不思議な感覚の映画ですが、後味はスッキリ爽快!ミステリーというよりはファンタジー色の方が強いかも。でも、とてもバランスの良い出来なのでなんの不満もないです。
★★★★☆ 思っていたよりよくできてた。
原作を読んでから映画を見ました。だいたい原作から入ってしまうとどうしても物足りなく感じる部分もあるだろうとあまり期待はしていなかったのですが、面白かったです。主人公スタンリーのグループの少年たちは皆個性的で見た目は原作のイメージに忠実。本で読むより、典型的な不良問題児たちの描写が分かりやすかった気がします。これは映画のほうがよかった。シガニー・ウィーバー演じる所長はイメージと少し違っていたので(もっと若くて迫力美人なイメージ)ちょっと残念だったが、全体的には非常に面白い。ただ圧倒的に原作のほうがやはりボリュームがあり引き込まれ方は半端じゃないので、是非そちらのほうも読んでみてほしいです。英文は比較的易しいので読みやすいと思います。映画を先に見てしまうと内容がわかってしまうのでインパクトは少なくなるかもしれませんが。気持ち的には☆5つでもいいのですが、どうしても比較してしまうためひとつ減らしました。
作品の詳細
作品名:穴/HOLES |
原作名:Holes |
監督:アンドリュー・デイヴィス |
脚本:ルイス・サッカー |
公開:アメリカ 2003年4月18日、日本 2004年4月23日 |
上映時間:120分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2000万ドル |
興行収入:7100万ドル |
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