ついに復讐のときが来た。シューベルトのメロディに乗せ、緊迫の復讐劇がいま、幕を開ける
ストーリー:南米某国。独裁政権が崩壊して間もなくのある嵐の夜。ポリーナ・エスコバー(シガーニー・ウィーヴァー)は、夫の帰りを待っていた。やがて夫は、帰る途中車のタイヤがパンクしていた所を助けてくれたという人物の車で帰ってくる。酒を酌み交わしながら居間で話す2人。しかし、その会話を隣の寝室で聞いていた彼女は、その男の声を聞いた瞬間凍りついた。その声の主こそ、かつて自分を誘拐、監禁した果てに拷問をした男の声だったからだ。彼女は二人の隙をみて引出しにあった拳銃を手にするが・・・。
出演:シガーニー・ウィーヴァー、ベン・キングズレー、スチュアート・ウィルソン
★★★★★ ポランスキーの力技
たった一晩、しかも、登場人物わずか3名という、極めてシンプルなシチュエーションの中で、これだけスリリングなストーリー展開を成し遂げたポランスキーの力量に脱帽しました。大作ではないけれど、見終わってから始めて、作品の存在感がじわじわ増してくるタイプの映画と言っていいでしょう。
作品の詳細
作品名:死と処女 |
原作名:Death and the Maiden |
監督:ロマン・ポランスキー |
脚本:ラファエル・イグレシアス |
公開:アメリカ 1994年12月23日、日本 1995年6月3日 |
上映時間:104分 |
制作国:アメリカ、イギリス、フランス |
製作費:1200万ドル |
興行収入:800万ドル |
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