ホラー

ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖

人間を発狂させる細菌兵器の事故による人々の混乱をセミ・ドキュメンタリータッチで描く

ストーリー:アメリカの田舎町で、男が突然発狂する殺人事件が発生。そして町には防護服の軍隊が訪れ、伝染病が発生したとの情報を流す。しかし、人々の発狂の本当の理由は墜落事故により流れ出た細菌兵器のせいであった・・・。

出演:W・G・マクミラン、レイン・キャロル、ハロルド・ウェイン・ジョーンズ、リチャード・リバティー、リン・ローリー、ハリー・スピルマン、ロイド・ホーラー、ウィル・ディズニー、リチャード・フランセ、ネッド・シュミッケ、ジョージ・A・ロメロ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 誰ひとり罪はない悲劇

初めてみたロメロ作品は『ゾンビ』。オープニングからヘリ給油までの流れがドキュメンタリーっぽく、終末へ向かう世界をテレビを通して体験したよう錯覚をしたものです。この作品はまさに全編その作りで、当たり前の日常が崩壊していく様が淡々と描かれています。そういう感じなので映画らしい盛り上がりはなく、悪化していく状況を住民側、軍側の視線で淡々と進んで行きます。どちらが正義か悪かの見せ方もありません、どちらも翻弄されるままです。ベトナム戦争中に制作された映画なのでそれを反映した作りなのかもしれません。エンドロールで流れる歌にそれをいっそう感じました。そういう訳で『28日後…』などのような映画を期待すると相当な肩透かしをするかもしれない。個人的には、誰ひとり罪はない悲劇、という余韻に浸りましたが。

★★★☆☆ 目に見えないウイルス感染は怖い

現在のコロナウイルスのように目には見えないウイルスが田舎町に広まっていく映画。軍の開発した細菌兵器が事故で田舎町の地下水に浸水し、小さな田舎町の人達に感染して軍に隔離されてしまう。感染した人は凶暴になり人を襲い出すが、軍は隠蔽といざとなれば核攻撃で町ごと隠蔽しょうとしている。そりゃ核で田舎町一つを消滅させれば簡単に解決するが、その後、人が住めない土地になってしまうまでは考えていない。ウイルス感染映画は数多くあるが、まぁ良くも悪くもない感じだった。

作品の詳細

作品名:ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖
原作名:The Crazies
監督:ジョージ・A・ロメロ
脚本:ジョージ・A・ロメロ
公開:アメリカ 1973年3月16日
上映時間:104分
制作国:アメリカ
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