ホラー

スクリーム・オブ・バンシー

叫んだら即死!

ストーリー:12世紀のヨーロッパ、死をもたらす凄惨な妖精“バンシー”はテンプル騎士団によって永遠に葬られたはずだった・・・。それから数百年の時を経た、現代のアメリカ。大学の考古学クラブに、中世の装甲手袋と、ある地図が差出人不明で送りつけられてきた。地図は第3区画という誰も聞いたことのない校内のある場所を示すものだったが、その地図に導かれ辿り着いたのはただの壁。落胆しつつもその壁に手を触れた瞬間、それは音を立てて崩壊した。なんと壁の向こうには秘密の小部屋が存在したのだ。部屋の中には、テンプル騎士団の紋章が描かれた鉄の箱が置かれている。戸惑う部員だったが、次の瞬間、箱の中から何かが呼吸をする様な音が聞こえてきた。深まる謎、高まる好奇心。思わす手を伸ばした刹那、断末魔の様な叫び声と共に、新たな恐怖の伝説が幕を開けようとしていた・・・。

出演:ローレン・ホリー、マーセル・ベア、ランス・ヘンリクセン、トッド・ハバーコーン、リアン・コクラン、エリック・F・アダムス、ギャレット・ハインズ、エドリック・ブラウン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★☆☆ 叫び声で死を呼ぶ妖精を題材にしたホラー、そこそこ面白い!

アイルランド・スコットランドに伝わる妖精「バンシー」 叫び声で死を予告する女の姿の妖精だとか・・・。まあ、そんな予備知識がなくても普通に楽しめる、2011年のアメリカ映画。登場人物が限定されていて、したがって被害範囲も小規模な(笑)バンシーの呪い・・・・。どこか小ぢんまりしていますが、中だるみもなく最後まで楽しめます。どこまでが幻覚で、どこからが現実か分からなくなる演出が面白い!ダメ彼氏とチュッチュばかりしている娘(笑)と、考古学者のかーちゃんの絆のストーリーはまあ悪くないかな。まあ、各キャラの掘り下げがちょっと浅い気がしますが・・・狂ってしまった元・教授がどうしてああなってしまったのか、もう少し丁寧に描いていたら良かったかも。次々と姿を変えてゆくクリーチャーは、CG控えめ、特殊メイクで押し通すアナログなスタイルですが、これはかえって新鮮で悪くないと思いました。CGの「軽さ」がなくてこっちの方が「怖さ」があります!スッゴイ面白い!・・・というワケではないですが、観終わってガッカリはしない作品です。

作品の詳細

作品名:スクリーム・オブ・バンシー ~殺戮の妖精~
原作名:Scream of the Banshee
監督:スティーヴン・C・ミラー
脚本:アンソニー・C・フェランテ
公開:アメリカ 2011年3月26日
上映時間:90分
制作国:アメリカ
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