負け犬だった男に訪れた運命のラスト・チャンス。湧き上がる魂のラップが世界中を熱狂で包み込む!!
ストーリー:メンフィスのストリートでしがないポン引き(ハッスル)をしているDジェイ(テレンス・ハワード)。かつてはラッパーとして成功する夢を抱いていたが、薄汚い日々の中でそんな希望はいつしか失っていた。そんなある日、彼は同じ街出身の人気ラッパー、スキニー(クリス・”リュダクリス”・ブリッジス)がメンフィスで凱旋公演を行うことを知る。人生を変えるラスト・チャンスと思ったDジェイは、自分の想いのすべてを込めたデモテープを渡そうとするが・・・。
★★★★★ それぞれの才能が結びつく瞬間の連続
誰もが何らかの才能を持って生きている。顕在させている者、潜在させている者、求めらる場所を得て劇的に活かされて行く。自分が向くべき方向を蔑にせず、思いに忠実な信念の大切さを気付かせてくれる秀作と思います。
★★★★☆ 人情ブラックムービー
南部系の匂い満載のブラックムービー。ブルースが似合いそうな内容だがサウンドはHIP HOP。そのサウンドを白人が作ってるところが監督わかってる感じです。主役がハンサム過ぎてポン引き、プッシャーな不良感が薄れるが、さすがに演技がうまい、脇を固める役者陣もリュダクリスは本物なので雰囲気がある。驚いたのはアイザック・ヘイズだ、当たり前だが渋い。この手の映画にしては痛快で見やすく親しみやすいので、HIP HOPとか苦手でも楽しく見れる。音楽が中心のようで実は人情ドラマの痛快映画。
作品の詳細
作品名:ハッスル&フロウ |
原作名:Hustle & Flow |
監督:クレイグ・ブリュワー |
脚本:クレイグ・ブリュワー |
公開:アメリカ 2005年7月22日、日本 2006年8月12日 |
上映時間:116分 |
制作国:アメリカ |
製作費:280万ドル |
興行収入:2300万ドル |
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