ドラマ

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり

厳しさも美しさも、想像を超える宇宙へ・・・

ストーリー:1862年、ビクトリア朝時代のロンドン。当時では予測不可能と考えられていた天気の予測が可能であると唱えていた気象学者のジェームズ(エディ・レッドメイン)は、荒唐無稽だと揶揄され、実験の資金も集められずにいた。そんな中、気球操縦士のアメリア(フェリシティ・ジョーンズ)に頼み込み、ジェームスは彼女の気球飛行に同乗することを許される。最愛の夫を亡くしたアメリアにとって、その気球飛行は悲しみから立ち直るための決意の飛行でもあった。正反対の性格から対立ばかりしていたアメリアとジェームスは、飛行していく中で次第に心を通わせていくが、前人未到の高度7000メートル超えに成功した2人に想像を絶する自然の脅威が待ち受けていた。

出演:フェリシティ・ジョーンズ、エディ・レッドメイン、フィービー・フォックス、ヒメーシュ・パテル、ヴァンサン・ペレーズ、アン・リード、トム・コートネイ、ティム・マッキナリー、レベッカ・フロント

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ IMAXシアターの大スクリーンで観たい。

ほんの2時間弱の空への大冒険ではあるが様々な人生の葛藤や学問に対する一途な情熱、愛する人を自分のせいで失った哀しみ、折れない信念、生きるための勇気、そしてバディへの信頼とリスペクト・・・様々な要素が詰め込まれたキラキラ輝く秀作。実際にはそんな危機一髪的なハラハラした展開はなかったのかもしれないが世界初の偉業を成し遂げて帰還を果たしたことはやはり素晴らしいことだと思う。オービル&ウィルバー・ライト兄弟、ユーリ・ガガーリン、チャック・イエガー、ジョン・グレン、ニール・アームストロング…そしてその陰で人知れず命を落とした多くの名もなきパイロットたち。こういった空の先人たちのおかげで安全な飛行機で自在に世界中を旅行できたり、気候災害を事前に察知できたり、地球の裏側の人と手軽に通信できたり、なにより地上に居ながらにして地球の唯一無二の美しさを教えてくれたことは人類の最大の功績だと思う。

★★★★★ 普通に面白い、感動もできます。

気を予想するためにこの様な史実があることを知ることができ、勉強になりました。男女の愛の物語になり史実への敬意がないとの評価。。。わかる気もしますが、映画なので良いのではないでしょうか。二人の過去や苦悩が少しずつ紹介され、生死の境を共に生きぬいた結果のハッピーエンド、良かったです。学者が操縦士の手を見て、『きっとすごく勇気のいることをしてくれたんだね』と言う場面で、何も言われなくても、何も見ていなくても、相手を理解できるほど心が通ったんだなと心打たれました。

★★★★☆ 命を懸けた偉業者たち

1862年のイギリス産業時代が背景です。当時気象に関する知識がなく「空に行けば世界を変えれる」と信じて夢を抱いた青年ジェームス・グレーシャー(エディ・レッドメイン)と、気球操縦士で自分の過去の過ちで愛する夫を亡くした女性アメリア・レン(フェリシティ・ジョーンズ)が登場します。青年は周りに嘲笑されながらも空に夢を掴みに、女性は自分の過去の過ちに立ち向かうために、空へと飛びだっていきます。空をテーマにしているだけあって映像が美しかったです。また、上空と気球という小さな空間で起きるトラブルは、中々の迫力がありました。「あ!」と思わずなってしまった。ストーリーはテンポもよく、現在と回想の交互で展開されます。回想シーンって、映画によって分かりにくかったりもありますが、回想シーンと現在のつながりが分かりやすかったです。夢や偉業って、結局誰も知らないやらない事に、果敢に命を懸けてチャレンジすることだなぁと思わされました。流石に命を懸けて・・・までは難しいですが、日々の生活の中でも果敢にチャレンジする気持ちにさせてくれます。

作品の詳細

作品名:イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり
原作名:The Aeronauts
監督:トム・ハーパー
脚本:ジャック・ソーン
公開:イギリス 2019年11月6日、日本 2020年1月17日
上映時間:101分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:4000万ドル
興行収入:380万ドル
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