スリラー

復讐街

裏切り 略奪 うずまく欲望 この街には復讐という言葉が似合う

ストーリー:ブラジルの大都市・サンパウロ。アメリカから逃げてきた二人の親子ロッソ(スコット・グレン)と息子ポール(ブレンダン・フレイザー)はナイトクラブ兼売春宿を営みながら何とか生計を立てていた。ある夜、彼らは大量のコカインを手に入れる。コカインの入ったスーツケースを持ったひとりの客が、女とのいざこざから店で銃撃され死んでしまったのだ。ロッソとポールはそのコカインを売り、その金で新しい生活を手に入れようと考える。ロッソは店をポールに譲り、若く美しい後妻アンジー(カタリーナ・サンディノ・モレノ)と幼いもうひとりの息子と共にどこか遠くの街で暮らすことを計画。一方ポールは、その話に乗るフリをしながら、実は金をすべて手に入れ、さらにアンジーらをも自分のものにしようと狙っていた。そして、自分の人生を狂わせた実の父親の命までも・・・。ナイジェリア人の組織との取引当日、言葉が話せることから取引を任せようとした男バーバが、情事の最中に発作で死んでしまう。そこで急遽、ロッソは自分の店の厨房で働く真面目なナイジェリア人のウェンバ(モス・デフ)を代理に仕立てる。ロッソのその行動に、ポールは怒りと焦りを隠せない。取引に向かうウェンバ、彼に迫る黒い影、金を手に入れようと暗躍するポール、そして自分と妻子の幸せを追うロッソ・・・。すべての思惑が絡み合った時、事態は思わぬ方向へ向かう!!

出演:ブレンダン・フレイザー、カタリーナ・サンディノ・モレノ、モス・デフ、スコット・グレン、アリシー・ブラガ、ルイ・ポラナ、マテウス・ナシュテルゲーレ、ジルソン・アダルベルト・ゴメス、ミリェム・コルタス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 「偶然」のもたらす心地よい緊張感

こが、この作品の魅力と言って良いだろう。ストーリー?満足できるものだった。しかし「編集」が余りに粗雑。途中から「絶対おかしい」と確信した。一部屋での一連の会話で・・・「顔の怪我と流れる血」があったりなかったり、真っ白なシャツが血で汚れて居たりいなかったり・・・これはブレンダン・フレイザーが悪いのではない。スタッフが犯したデッカイ過ちだ。ストーリーの面白さとは全く別のところで、観る者は白けてしまう。緊張感溢れるストーリーだっただけに、物凄く残念。何処かの段階で、誰かが見つけられなかったのだろうか。凄く残念!!

作品の詳細

作品名:復讐街
原作名:Journey to the End of the Night
監督:エリック・イーソン
脚本:エリック・イーソン
公開:アメリカ 2006年4月23日
上映時間:98分
制作国:アメリカ、ブラジル、ドイツ
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