貴方はまだ、本当の“魔女映画”を知らない・・・
『ヘンゼルとグレーテル』、『赤ずきんちゃん』を彷彿とさせる―グリム童話のダークな部分が永遠の悪夢になったような怖さ”と絶賛され、『イット・フォローズ』を凌ぐ全米大ヒット&3週連続ランクイン。
ストーリー:1630年、ニューイングランド。街を追い出された父ウィリアム(ラルフ・アイネソン)と母キャサリン(ケイト・ディッキー)は、5人の子供たちと共に、森の近くの荒れ地にやって来た。しかし、赤子のサムが何者かに連れ去られ、行方不明に。連れ去ったのは森の魔女か、それとも狼か。悲しみに沈む家族だったが、父ウィリアムは、美しく成長した愛娘トマシン(アニヤ・テイラー=ジョイ)が魔女ではないかと疑いはじめる。疑心暗鬼となった家族は、やがて狂気の淵に陥っていく・・・。
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ラルフ・アイネソン、ケイト・ディッキー、ハーヴェイ・スクリムショウ、エリー・グレインジャー、ルーカス・ドーソン
★★★★★ 魔女って怖いのね
とても良かったです。個人的にダークファンタジー最高傑作だと思っています。地味でとても陰鬱な作品ですが、物語の展開や魔女のみせかたがとても上手くてグイグイひきこまれていきました。誰一人悪い者などいない敬虔なキリスト教一家が崩壊していく話です。信仰心や祈りでは誰も助からず 救いの手もありません 脅かすだけの下らないホラー映画よりもずっとずっと恐ろしい作品です。心がゾクゾクします。ラストも素晴らしい終わり方でした、絶望の先に待つは闇なる希望 主演のアニャ・テイラーは本当に素晴らしいです。不思議な魅力の持ち主で、存在するだけで惹き付けられます。見る人によってはつまらない作品かもしれないけど、この美しくも恐ろしいダークな世界観にハマる人にはも~たまらん!てなります。
★★★★★ 全体的に雰囲気がある。
作中 ず〜っと重苦しくて不気味な感じが常にある。 実際、あの時代あの環境で生活していて、あの状況になったら、多分そーゆー雰囲気になると思う。 それが良く表現されていたと思います。 怖いホラーでは無かったけど、確かに不気味なホラーではありました。個人的には とても面白かった。雰囲気がある映画は好みが分かれやすいと思いますが・・・。(ライトな映画では無いです)
★★★★☆ ホラー映画ではなく、初期のアメリカ移民一家の崩壊を描いた文芸作品
ホラー映画を期待して観ると肩透かしをくらいます。とても怖い作品ですが、ジャンルでいうとホラーではなく、文芸作品。1630年代のアメリカを舞台に、初期の移民一家の崩壊を描いた物語です。あまりに狂信的であるため、キリスト教コミュニティを追い出された一家が住んだ森には魔女がいて… という話なのですが、主眼は魔女の恐怖ではありません。赤ん坊がいなくなったことから見えてくる家族の本当の姿、そして徐々に進む信頼の崩壊。静かに、ていねいに描かれていきます。とても怖いです。よくできた作品なのですが、最後に余計なシーンを足してしまいました。「蛇足」という言葉の意味を学ぶにもおすすめです。いっそ魔女を登場させず、もっと精神的な作品にすればよかったのに。主演のアニヤ・テイラー=ジョイがすごくかわいいので、彼女を見るだけでも価値あると思います。
★★★☆☆ 観終わった時に…
『モーガンプロタイプL-9』、『スプリット』を観て、アニャ・テイラー=ジョイのファンになりました。ファンタジーホラー作品ですが、観終わった後に気持ちが暗く、哀しくなります。
★★☆☆☆ 残念でした。
暗い暗い気が滅入る内容でした。ラストも視聴者の想像任せで疲れました。
作品の詳細
作品名:ウィッチ |
原作名:The Witch / The VVitch: A New-England Folktale |
監督:ロバート・エガース |
脚本:ロバート・エガース |
公開:アメリカ 2016年2月19日、日本 2017年7月22日 |
上映時間:93分 |
制作国:アメリカ、カナダ |
製作費:300万ドル |
興行収入:4000万ドル |
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