南海に浮かぶ楽園が、かつてベトナム戦争時に秘密裏に開発された殺人魚によって地獄と化す!
ストーリー:南海に浮かぶ美しいリゾート島、そこはまさにパラダイス 。しかしある日、肉はおろか、骨までも食いちぎられたダイバーの死体が発見される。不審を抱いたダイビング・インストラクターのアンは調査に乗り出すが、そこには恐ろしい事実が・・・。かつてベトナム戦争時に軍が秘密裏に開発した戦闘用殺人魚のしわざだったのだ!そして、毎年恒例の祭りの到来とともに、殺人魚の大群もまた島に襲いかかる。地獄と化したパラダイスを救う道はあるのか!
出演:トリシア・オニール、ランス・ヘンリクセン、スティーヴ・マラチャック、リッキー・ポール・ゴルディン、テッド・リチャート、レスリー・グレーヴス、アン・ポラック、アンシル・グロードン
★★★★★ レンタルビデオ店の商品の見せ方に注意しよう❗️
この映画、アメリカの有名な映画監督の処女作だと思っていたのですが、ジャケットの絵を見るとピラニアに飛び魚みたいな羽が生えた魚が女性を襲っていて、果たしてこんな映画だったかと繰り返しこの映画の紹介文を見ても監督の名前すらわからず、ぼくの勘違いで購入を決めたかなとも思い、このあたりがこういったビデオを選ぶ根拠として、ジャケットの美術とジャケットの裏の簡単な解説文しかないことの欠陥かも知れず、そういえばレンタルビデオショップで売れ筋の商品はその内容を動画で公開していたりとこのことに今まで気づかなかったことに唖然としています。
★★★★★ やっと出ました!
ジェームズ・キャメロン初監督(?)の作品です。若き日のランス・ヘンリクセンがいいですね。ファンとしてはおさえたい作品です。オススメです!
★★★★☆ 劇場で観たよw
今をときめく(『アバター』や『タイタニック』の)ジェームズ・キャメロン監督のメジャーデビュー作というよりは黒歴史w原題が『ピラニア2』なんだけど、前作『ピラニア』とのストーリー的な繋がりは皆無なので安心してよいwあ、「ピラニア」もジョー・ダンテ監督の出世作というより黒歴史に近い?ただ製作がどっちもチャコ・ヴァン・リーベンこと筑波久子(日活の「失神女優」)なので、考えようによっては日本の女優が2人の偉大な監督を世に送り出した功績という見方が、ないないw序盤で「食いちぎられた死体が死体置き場で動くシーンがあるので「え、オカルト?」と思わせたり、ヒロイン(いきなり亭主以外の男と寝てる)の亭主でグラサンかけた保安官(キャメロン組のランス・ヘンリクセン)が登場するので「あ~コイツが怪物退治するのか」と思わせたり、意外に凝った作りにはなっている。でも面白いかと言われれば微妙wただ、粗製乱造された『ジョーズ』もどきに比較して「船の上でも危険」「陸にいても危険」という個性をモンスターに与えたのは成功していて、DNA的にピラニアにトビウオ….ここまでは解るけど、なんでトウゴロウイワシなんだ? という疑問もクライマックスで(いちおう)納得したりして、産廃レベルのモンスター映画とは明らかに一線を画す出来。珍品ホラー映画(というより人食い映画)としてコレクションに加えておく価値はある。
★★★★☆ 人妻ヒロインが魅力的☆ (浮気もアリ)
古典的ホラー作品。遺伝子操作で造られた「殺人魚」!解き放たれ人間を襲いだす・・・・・・!!熟女ヒロイン(人妻・子持ち)がとにかくステキです☆(殺人魚が本気出すまでは「彼女が間を持たせている」 と言っても過言ではありません~~~~~)なにかと色々「体を張って」魅せつけてくれます!(この映画は「エロ演出」のセンスが良いです^^)子供の頃はよくTVで放映されていました。今回30年ぶり(?)くらいに観ましたが、やっぱり面白いですね。なんとも言えぬパワー・・・・・・・・・・感じてもらえたら嬉しいです☆
★★★☆☆ アイディアだけは買う!
アイディアやグロ描写はいいですね。でもフライングキラーの特殊効果は・・・・。近年の発達したCGと特殊メイクを組み合わせてリメイクしてほしい一本です。
★★★☆☆ キャメロンの黒歴史
『エイリアン2』『ターミネーター2』と、「続編はつまらん」という映画の常識を2度も覆した監督、ジェームズ・キャメロン。彼が初めてメガホンを取った作品がこれである。大抵動物パニックものに出てくる生物というのは、放射能汚染によって凶暴化し、巨大化あるいは大増殖する。しかしこの作品が画期的だったのは、それがベトナム戦争の生物兵器開発のために異種混交された、「空を飛ぶ肉食魚」だということだ。つまり、人は海に出なければ怖いものなしだったのが、ちょっと油断したら奴等は飛んで襲い掛かって来るのだ。はっきり言って、こんなものを作って兵器としてどうコントロールするつもりだったのかは激しく疑問だが。空を飛びながら首筋に喰らいつく肉食魚に、「こんなんいたらこの世も終わりだ!」と何度叫んだことだろう。いい年になって見てしまえば、ただの駄作である。殺人魚もカメラのフレーム外でスタッフがピタピタ動かしているだけだし、ひたすら稚拙な特撮が興を削ぎ続ける。息子を殺されてブチ切れて、棒切れで闘いを挑んで当然喰われるオヤジが愛くるしいくらいか。当時キャメロンはプロデューサーであるイタリア人ともめ続け、高熱を出して倒れたりしたそうだが、その際に『ターミネーター』の着想を得たという逸話も残っている。その後のキャメロン作品を彷彿させられるシーンが幾つか存在することも事実。水中シーンの撮影は『アビス』、タフなヒロインはキャメロン作品には必須だし、キャメロン自身も殺人魚の造形に関わっていることは『エイリアン2』を想起させられる。
★★☆☆☆ 水中でも陸でも襲われる!はずが・・・
言わずと知れたジェームズ・キャメロンの初監督作品。ジョー・ダンテの「ピラニア」の続編という位置づけですが、作中で「軍が殺人兵器用に改良したピラニアが云々〜」という台詞がある程度なので、前作を見ていなくても問題ないと思います。今作のモンスターはトビウオ。ピラニアは陸に上がれば襲われなかったのに対し、トビウオは陸に逃げても襲ってくる!これはヤバい!…はずなんですが、どうにも見せ方がよろしくないです。モンスターの造形がちゃっちいのは予算の関係上しょうがないにしても、フライングキラーが大挙して押し寄せてくる場面は緊張感のカケラもなく、なんだか役者さんたちが可哀想に見えました。ラストもいまいち盛り上がりません。唯一印象的だったのは、死体を突き破ってフライングキラーが飛び出してくる場面ぐらいです。今や大監督となったキャメロン作品にしてはお粗末な出来だと言わざるを得ない作品ですが、キャメロンファンだけど本作はノーチェック、という方は、とりあえず見ておきましょう。
作品の詳細
作品名:殺人魚フライングキラー |
原作名:Piranha II: Flying Killers |
監督:ジェームズ・キャメロン |
脚本:H・A・ミルトン |
公開:アメリカ 1982年11月8日、日本 1982年10月23日 |
上映時間:84分 |
制作国:アメリカ、イタリア、オランダ |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |