“自白”する勇気はあるか?
ストーリー:プエルトリコの港町サンファン。フェスティバルでにぎわうこの町で、ベテラン警察署長ビクター・ベネゼー(モーガン・フリーマン)は連続少女レイプ殺人事件の捜査に当たっていた。容疑者として浮かび上がってきたのはプエルトリコ法曹界の中心的人物である57歳の税務弁護士ヘンリー・ハースト(ジーン・ハックマン)。彼は前日起きた2件目の事件の第一発見者だった。ベネゼーの尋問に曖昧な答えを繰り返すハースト。やがてベネゼーは、ハーストの若くて美しい妻シャンタル(モニカ・ベルッチ)に着目する。夫婦の関係は既に冷え切っていて、ベネゼーはシャンタルの協力を突破口にハーストを追い詰めていくのだったが・・・。
出演:モーガン・フリーマン、ジーン・ハックマン、モニカ・ベルッチ、トーマス・ジェーン、マリソル・カレロ、パブロ・クンクエイロ、ジャクリーン・デュプレ、イザベル・アルゲイズ
★★★★☆ オトコの欲と愛
成熟してます。ジーン・ハックマン、さすがです。やばい。演技、うますぎ。この映画、主役ジーン・ハックマンとモーガン・フリーマン、この2人のキャストの良さで、相当、濃い作品になっている。刑事のモーガン・フリーマンと幼児事件の容疑者として拘束されるジーン・ハックマンとのやり取りがまさに圧巻。ジーン・ハックマンの屈折してるといえるほどの嘘は、妻への欲と情の深さ。こんなにあいしてるのに、なぜすれ違うのか。サスペンス映画じゃない。大人のラブストーリーです。
作品の詳細
作品名:アンダー・サスピション |
原作名:Under Suspicion |
監督:スティーヴン・ホプキンス |
脚本:W・ピーター・イリフ |
公開:アメリカ 2000年9月22日、日本 2003年6月14日 |
上映時間:110分 |
制作国:アメリカ、フランス、プエルトリコ |
製作費:2500万ドル |
興行収入:130万ドル |
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