再会の3500キロ、友と森を歩く
ストーリー:旅行記のベストセラー作家ビル・ブライソン(ロバート・レッドフォード)は、家族と共にセミリタイア生活を送っている。ありふれた日常が続き、「なんだか物足りない…」と感じていた彼は、家の近くを通る3,500kmの自然歩道「アパラチアン・トレイル」の踏破を決意。旅のパートナーを募る中、やってきたのは破天荒すぎる旧友スティーヴン・カッツ(ニック・ノルティ)。期待と不安を胸に出発した二人に、大自然の脅威と体力の衰えという現実が立ちはだかる。波乱の冒険は、やがて、思いがけない“心の旅”へと進路を変えていく・・・。
出演:ロバート・レッドフォード、ニック・ノルティ、エマ・トンプソン、メアリー・スティーンバージェン、ニック・オファーマン、クリステン・シャール
★★★★★ 笑える
面白くて、笑える、下ネタなどもいい。年老いて、無謀な旅に出る勇気ある、おじさんは、かっこいい。海外、ヒマラヤで出会ったスペインのおじちゃんは、フレンドリーでユーモアたっぷりのおじちゃんだった、そんなことを思い出した。どのみち、皆、死ぬのは確か、家で、近所でダラダラ、他人の悪口を言ってるようなジジイより大自然の中で、死とも向き合いながら、挑戦する行動することに旅の人生とは、意味がある、まあ、幻想だとしても清々しい。
★★★★☆ 年取るとこういうのが沁みる
老人が40年ぶりに会う若い頃の友人と周りからは無謀にしか思えない3500kmのロングトレイルに挑戦する話。まあ、準備段階から色々とドラマもありますが、派手な映画ではないですし、ハッキリ言ってこれは若い方にはあまり向いてないでしょう。老い、友人、人生とどう向き合うか。命懸けのチャレンジを経た後の主人公の心境の変化にエールを送りたくなるとともに、大いに共感しました。分かるよ、そうなるよね。メインのロバート・レッドフォード、ニック・ノルティともに名演でした。また、アパラチアの景色も素晴らしかった。
★★★★☆ 隠れた名作
還暦以上の老齢な二人組がロングトレイルする話。シーンの数々に胸に響く名言が散らばっていた。齢を重ねても様々な知見があるのに、森の中では今までの人生で経験したことのない非日常が現れる。いくつになっても挑戦する、それは難しいことだけど、やったことがないことをやってみるということは、純粋に楽しいことだし、それが人生を面白くさせるものなのだろう、そういう事も感じた。アパラチア山脈、ロングトレイルの旅、いつか機会があったらやってみたいなと思ってしまった。
作品の詳細
作品名:ロング・トレイル! |
原作名:A Walk in the Woods |
監督:ケン・クワピス |
脚本:リック・カーブ |
公開:アメリカ 2015年9月2日、日本 2016年7月30日 |
上映時間:102分 |
制作国:アメリカ |
製作費:800万ドル |
興行収入:3600万ドル |
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