誕生日に父から贈られた1枚の絵が引き起こした事件の真相は?
ストーリー:ニューヨーク検事局に勤めるトム・ローガン(ロバート・レッドフォード)のもとに、弁護士のローラ(デブラ・ウィンガー)が、17年前に亡くなった画家の娘、チェルシー(ダリル・ハンナ)の無実を証明してほしいとやってくる。父の絵画を盗んだ罪で告訴されている彼女は、その絵は父からもらったものだと主張。トムは絵の裏の献辞を確かめようとするが、絵の持ち主は画商タフト(テレンス・スタンプ)に変わっていた。調査を進めるうちに、17年前の画家の死にある真相が隠されていることが判るが・・・。
出演:ロバート・レッドフォード、ダリル・ハンナ、デブラ・ウィンガー、ブライアン・デネヒー、テレンス・スタンプ、スティーヴン・ヒル、デヴィッド・クレノン、ジョン・マクマーティン、クリスティーン・バランスキー
★★★★★ 名作です。
ロバート・レッドフォードの代表作の名作。ヒーローとヒロインは美しく名演技で映像もきれい。ストーリーもスリリングさとユーモアがかなりいい。一度は見ておくといいと思います。苦情係のモリソンさんのシーンは面白い。
★★★★☆ 推理小説を読んでいるような楽しさ!
この作品の魅力は、なんと言ってもキャラクターの面白さと推理小説(ちょっとB級かも?)を読んでいる時のような楽しさとハラハラ感を味わえることだと思います。ロバート・レッドフォードとデブラ・ウィンガーの関わり合いが面白いです。そして、脇役ではありますが、ストーリー上のキーパーソンを演じているダリル・ハンナもなかなか良い味を出しています。ダリル・ハンナといえば、トム・ハンクスと共演した『スプラッシュ』を思い出す人もいるのではないでしょうか?今回はスプラッシュの恋する人魚役とは違い、殺された画家の娘であり、ミステリアスな雰囲気を持ったアーティスト役で出ています。ロバート・レッドフォードは検事役、デブラ・ウィンガーはダリル・ハンナの弁護人役です。ひょんなことから同じ事件を探ることになった二人は、次々と被害者が残した絵画にまつわる謎を解き明かし、罪に問われている被告(ダリル・ハンナ)の無実を晴らそうとします。そこに真犯人らしき人物の妨害が入って・・・結末に至ります。
「一体その絵画にはどんな秘密があるのか?」観ていく内になんとなくストーリーが想像できそうなのですが、それでも楽しんで見ることが出来ます。主人公達の魅力もさることながら、ちょっと時代遅れの探偵小説っぽさが新鮮です。この映画を観ていると、80年代のアメリカのドラマ『探偵レミントン&スティール』を連想してしまいます。このドラマも大好きですが『夜霧のマンハッタン』もテンポの良いストーリーで飽きがきません。依然LDで持っていたのですが、今度は是非DVDで揃えたいと思います。
作品の詳細
作品名:夜霧のマンハッタン |
原作名:Legal Eagles |
監督:アイヴァン・ライトマン |
脚本:ジム・キャッシュ |
公開:アメリカ 1986年6月16日、日本 1987年3月21日 |
上映時間:116分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3500万ドル |
興行収入:9300万ドル |
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