戦争映画

遠すぎた橋

戦場の壮大なスケールと繊細な人間描写のコントラストが見事に描かれた戦争スペクタクル!

ストーリー:ノルマンディ上陸作戦から3ヶ月後の1944年9月、連合軍によってオランダ・ドイツ間の5つの橋を占領すべく決行された“マーケット・ガーデン作戦”。それは、ノルマンディを凌ぐ壮絶な戦闘となった。4つの橋を次々と占領し、有利に戦いを進めていた連合軍だったが・・・。

出演:ダーク・ボガード、エドワード・フォックス、ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、アンソニー・ホプキンス、ジーン・ハックマン、ポール・マクスウェル、ロバート・レッドフォード、ライアン・オニール、エリオット・グールド、ジェームズ・カーン、ヴォルフガング・プライス、ローレンス・オリヴィエ、リチャード・アッテンボロー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 戦争と政治

ドイツ軍の西部戦線での戦略的戦術的の両方で勝利した最後の戦いである、オランダ防衛の戦いがマーケットガーデン作戦です。この映画の注目すべきところは、連合国軍が決して一枚岩ではなかったこと、チャーチル、イギリス首相、イギリス第21軍集団司令官モントゴメリー元帥の野心的な思惑と当時なにかとアメリカ軍に主導権を握られていたイギリス軍が主導権を握ることにこだわった結果、歴史的大失敗に終わったことは有名です。一方のドイツ軍は、7月のヒトラー総統暗殺未遂事件の混乱も収まり、パリを解放し勢いに乗る連合軍の進軍を食い止めるため、歴戦の名将ルントシュテット元帥が西方軍総司令官に再任され、オランダ防衛には東部戦線でソ連軍に幾度も大打撃をあたえた、防御戦の天才、モーデル元帥と武装親衛隊の智将ビートリッヒSS大将が見事な戦術で連合軍の意図を粉砕しついには、イギリスの野心を打ち砕いた戦いがよく再現されていると感じました。映画では、実際の戦場となったオランダ、アルンヘムやナイメーヘン橋で撮影が行われたのでかなり史実に近い内容になっています。政治家の決定とそれに振り回される現場の苦悩もこの映画の見ものだと思います。

作品の詳細

作品名:遠すぎた橋
原作名:A Bridge Too Far
監督:リチャード・アッテンボロー
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
公開:アメリカ 1977年6月15日、日本 1977年7月2日
上映時間:175分
制作国:アメリカ
製作費:2500万ドル
興行収入:5000万ドル
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