前世の記憶を頼りに40年前に起きた事件の真相を明らかにしようとする、二人の男女の悲劇を描いた戦慄のサイコ・サスペンス
ストーリー:マイク・チャーチ(ケネス・ブラナー)は、ロサンゼルスで行方不明者の発見を専門とする、皮肉屋の探偵だ。しかし、今回依頼された美しい女性(エマ・トンプソン)に関する手がかりを何も見つけきれないでいる。彼女は記憶喪失で、恐ろしい悪夢に苦しんでいた。そこへ一風変わった雰囲気の古美術商(デレク・ジャコビ)が2人を訪ねてくる。催眠術師でもあるこの男は、チャーチに驚くべき物語を語る。悪夢の原因は1948年に殺害された世界的に有名なピアニスト、マーガレット・ストラウスに関係があるというのだ・・・。
出演:ケネス・ブラナー、エマ・トンプソン、デレク・ジャコビ、ロビン・ウィリアムズ、アンディ・ガルシア、ハンナ・シグラ、ウェイン・ナイト、キャンベル・スコット
★★★★★サスペンスの王道
音の使い方がうまいです。レトロ調なんだけど現代的推理とロマンス、凝ったしかけ、サスペンスの王道。注意しながら最後まで見ないとなんじゃこれになるんじゃないかな。最後まで見ると、あー良かったなと思える。個人的には終盤1か所だけ突っ込みたいところがあったけど、そこはまあ感覚の相違ということで★5です。
★★★★★ ケネス・ブラナーが素敵!
当時の妻エマ・トンプソンと共演、脇もデレク・ジャコブ、ロビン・ウィリアムスと名優ばかり。輪廻転生がテーマですが、意外や意外な展開に驚かされる事間違いなし。ハラハラドキドキ、目が離せない、良くできたストーリーです。
★★★★☆ ヒッチッコック映画のようでした
ケネス・ブラナー、 エマ・トンプソンがキャスト名にあり、そしてサスペンス物と言うことで興味惹かれました。テーマが”輪廻転生”ということで、過去と現代が白黒とカラー映像に分けてあり理解の手助けになりました。40年前のある殺人事件の被害者と殺人者が生まれ変わって出会って恋に落ちて過去の事件の真実にたどり着く。結構伏線が巡らされていて、過去の事件の関係者が、まさかすぐそばに登場して命を狙っていたなんて驚き。なぜ、作曲家の夫が妻殺しの罪を否定せず刑を受け入れたのか、家政婦親子を命の恩人だからと庇う場面がありましたが、あぁそうなのかと後で納得。終盤にかけてはドキドキ感があり、最後の場面ははさみであんな死に方しなくてもと思わないくも無いかな。1991年作品ですか、当たり前ですが役者さんが若い。楽しめました。
★★★★☆ 馴染み薄ですが・・・
輪廻転生をテーマにプラナー流のサスペンスに仕上がっています。日本では馴染み薄で評価もあまり・・・と言う感じですが、ところがところが・・・この人の作品にハズレは有りません。食わず嫌いも程々に。
★★★☆☆ メリハリが効き過ぎるスリラー
ケネス・ブラナーとエマ・トンプソンがまだ熱々だったころの映画です。シェイクスピア等のコスチューム・プレイから離れたケネス・ブラナーはなかなかしっくりいってますが、エマ・トンプソンのヒロインぶりは少々やぼったい気がしました。輪廻をテーマにしたオカルトチックな物語はメリハリが効き過ぎてわざとらしく感じてしまいました。そのメリハリがケネス・ブラナーの個性なのかもしれませんね。「フランケンシュタイン」なんかそーゆう意味では凄い映画でしたし。
作品の詳細
作品名:愛と死の間で |
原作名:Dead Again |
監督:ケネス・ブラナー |
脚本:スコット・フランク |
公開:アメリカ 1991年8月23日、日本 1992年2月8日 |
上映時間:108分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:3800万ドル |
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