ラブ・ロマンス

危険な年

愛か、それとも真実の報道か!? 

政情不安に陥った1960年代のスカルノ政権末期のインドネシアを舞台に、危険な取材に身を投じたオーストラリア人ジャーナリストの姿を描いたドラ

ストーリー:1965年、独裁的なスカルノ政権によって国民が貧しい生活を強いられているインドネシア。やがては政府に敵対する共産党も頭角を現わし、国内は極めて緊迫した状況を呈していた。そんな中、オーストラリアのテレビ局から特派員ハミルトン(メル・ギブソン)がやって来る。彼はさっそく知り合ったカメラマンのクワン(リンダ・ハント)と取材に奔走、また一方でイギリス大使館の秘書ジル(シガニー・ウィーバー)と出会い、次第に惹かれ合っていく。そうして彼は、危険な取材を続けるうち、貧困と内戦に苦しみを深めるインドネシア国民の現状を次々と目の当たりにしていくが・・・。

出演:メル・ギブソン、シガニー・ウィーバー、リンダ・ハント、マイケル・マーフィー、ノエル・フェリアー、ビル・カー、ポール・ソンキラ、アリ・ヌル、ク・レデスマ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 「月から降る水」

インドネシアでは、けして手が届かないものをこう表現するそうな。この映画でアカデミー助演女優賞を獲得したリンダ・ハントが、その感動的な受賞スピーチに使っていた言葉です。ピーター・ウィアー監督作品には、この「手が届かないながらも(それを知りながらも)より良いほうへ向かうように力を尽くす」人間への暖かい眼差しが共通しているように思います。その描写は透徹して公平、一貫して品位を感じます。この映画はその姿勢が最も顕著に現れている作品ではないでしょうか。

作品の詳細

作品名:危険な年
原作名:The Year of Living Dangerously
監督:ピーター・ウィアー
脚本:デイビット・ウィリアムソン
公開:オーストラリア 1982年12月17日、日本 1984年7月14日
上映時間:114分
制作国:オーストラリア、アメリカ
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