ギリシャ神話の愛と美と豊饒の女神アフロディーテをモチーフに、もらった養子の実の母親探しを始めた男が巻き起こす騒動とその顛末をユーモラスに描いたコメディ
ストーリー:生まれたての男の子を養子に迎えたワインリブ夫妻。ルックス、IQ、性格と、三拍子そろった息子の成長ぶりに満足だが、夫レニー(ウディ・アレン)はそれでも妻と心がすれ違い続ける中、つい好奇心を抑えられなくなり、ひそかに息子の実母探しを開始する。ところが見つかった実の母親は、何と売春婦のリンダ。正体を隠して彼女に近づいたレニーだったが、天真爛漫な性格の彼女にすっかりほだされて、親身に彼女の世話を焼くはめとなってしまい・・・。
出演:ウディ・アレン、ヘレナ・ボナム=カーター、ミラ・ソルヴィノ、マイケル・ラパポート、ピーター・ウェラー、クレア・ブルーム、F・マーリー・エイブラハム、オリンピア・デュカキス、デヴィッド・オグデン・スティアーズ、ジャック・ウォーデン
★★★★★ 良い意味で裏切られた!!
ウディ・アレンかと思い見始めましたが、最初はなんだかなぁ?と思っていたけれど、見ているうちに引き込まれる内容で、結果、とても感動しました〜!!こういう映画って最近なかなか出逢えないので、ぜひ見ていただきたい映画ですね。
★★★★★ この映画は最高です。
ウディ・アレンの作品は、下ネタ満載なのですが、それが逆に知的に思えるのが不思議ですね。この映画は最高です。ハッピーエンドの小噺なんですが、演出が見事。今年のアカデミー賞作品賞を受賞した『アーティスト』は、映画本来の魅力を再発見させてくれた作品でしたが、CG全盛の中にあって、演出の面白さでファンを楽しませ続けてくれているのはウディ・アレン監督でしょう。キャスティングも上手いですよね。リンダを演じたミラ・ソルヴィノは、才媛で大変な学歴の女性だそうです。彼女が凄まじいセリフを吐きますからねぇ。おまけに美しくてスタイルも抜群。なのに、ギョッとするようなキャラに扮しています。ウッデイ・アレン監督の映画は大好きです。
★★★☆☆ ウディ・アレンの技法
実に面白い。ストーリー自体はありきたりでも、ギリシャのアテネ劇団が異次元的でナレーターより良い。ウディ・アレンの映画って、どっか違う。いつも良い意味で期待を裏切られる。
作品の詳細
作品名:誘惑のアフロディーテ |
原作名:Mighty Aphrodite |
監督:ウディ・アレン |
脚本:ウディ・アレン |
公開:アメリカ 1995年10月27日、日本 1996年12月1日 |
上映時間:95分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:2600万ドル |
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