スリラー

殺しのナンバー

世界中のCIA工作員に暗殺指令を発信する《乱数放送局》の暗号解読に挑むスパイ・サスペンス・アクション!

ストーリー:CIAのベテラン暗殺エージェント、エマーソン(ジョン・キューザック)はターゲットとなった少女を殺すことができず、イギリス東部にあるナンバーズ・ステーション(乱数放送局)に左遷される。旧アメリカ軍基地であるナンバーズ・ステーションは70年間破られること無く、各国の工作員に暗殺指令を発信していた。彼の任務は、暗号作成のスペシャリスト、キャサリン(マリン・アッカーマン)の護衛と局の安全を守ることだった。ある日、いつものように局を訪れた二人をテロリストが襲撃する。エマーソンは局内のテロリストを一掃するが、すでにニセの暗殺指令が世界中に発信されてしまっていた。そして、テロリストの増援部隊が正面ゲートをこじ開け始める。孤立無援となったエマーソンはCIA本部に救援を要請するが、本部からの指令は被害拡大の防止策《キャサリンの消去》だった・・・。果たしてエマーソンとキャサリンは暗号を解読し、テロリストの包囲網を脱出できるのか・・・。

出演:ジョン・キューザック、マリン・アッカーマン、リアム・カニンガム、リチャード・ブレイク、ブライアン・ディック、ルーシー・グリフィス、ジョーイ・アンサー、ハンナ・マリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 淡々としたストーリー

解説ではいかにもハラハラするようなアクション映画かと思ってしまいますが、内容は実に淡々としたストーリーです。人間ドラマ?としてみるとなかなか面白いかと。

★★★★☆ 緊張感

派手なドンパチはありませんが、単純明快な戦略と、緻密な戦術と、簡単な運用というスマートな作戦行動は見事なものです。作品全体を通して、切れる寸前まで糸を張ったような静かな緊張感があります。またその緊張感を見事な演技で表現する俳優さんと、それを映すカメラワークは一見の価値があります。黄金比を意識して撮影したのかはわかりませんが、どのシーンもどっしりとした安定感があって、それが作品の緊張感をより高めてくれています。たしかに設定や脚本の細かな部分にツッコミどころが多々ありますが、冒頭で主人公を抑圧するものをポンと出して、ラストにそれから解放されるという王道カタルシスな脚本なのでほとんど気になりません。そしてそんなものはどうでもいいとばかりのキューザックの静かな演技と緊張感にエンディングまで一気見余裕でした。

★★★☆☆ まあまあ

とても淡々とした雰囲気で進んでいく映画。ストーリー・アクションなどは並レベル。主人公の葛藤やヒロインの焦りなどをもう少しうまく描けていたらもっと良い映画になっていたと思う。

★★☆☆☆ あんまり(原題:The Numbers Station)

過去に心に傷を負った暗殺者と、暗号発信局の女性工作員。ある日、何者かの攻撃を受け暗号基地に避難するが、という話。アクション映画というよりサスペンス映画です。あっけない敵、ご都合主義の展開、少ない登場人物など、あまり盛り上がり要素がない。暇つぶしには耐えられる程度の映画だが、そんなにお勧めはできません。主演女優のマリア・アッカーマンは美しかったが。

作品の詳細

作品名:殺しのナンバー
原作名:The Numbers Station
監督:カスパー・バーフォード
脚本:F・スコット・フレイジャー
公開:アメリカ 2013年4月26日、日本 2013年6月22日
上映時間:89分
制作国:アメリカ、イギリス
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