ショーン・ペン、クリストファー・ウォーケン、2人の演技派俳優が壮絶な親子の戦いを演じる80年代の大ヒット作
ストーリー:高校を中退し、無気力な毎日を過ごすブラッド(ショーン・ペン)の前にある日突然顔も知らなかった実父が姿を現す。強盗の犯罪集団を牛耳る父親の期待に応えようとファミリーの一員となり罪を重ねるブラッド。しかし、父親の非道な行いにショックを受け、恋人テリー(メアリー・スチュアート・マスターソン)とともに父の元を去る決意をする。しかし、その矢先に盗みの罪で拘留され、その間にテリーは父に暴行されてしまう・・・。
出演:ショーン・ペン、クリストファー・ウォーケン、メアリー・スチュアート・マスターソン、クリストファー・ペン、ミリー・パーキンス、キャンディ・クラーク、クリスピン・グローヴァー、キーファー・サザーランド、デヴィッド・ストラザーン
★★★★★ ロンリー・ブラッド
私はこの時期のショーン・ペンが好きです。特にこの映画は彼の秀作の一つでもあります。かなりマッチョに体を鍛えていて、彼の本当の弟との共演作でもあります。その弟(本作でも弟役)に高い時給の稼ぎ方を教えているところが、なんとなく可愛いですよ。何度見ても新鮮味溢れる作品だと思います。そして、ラストのクリストファー・ウォーケンとのシーン。秀逸です。とても迫力があり、一番目が離せない場面です。サントラでもあるマドンナの”Live to tell”の曲がこの映画に悲哀感を与えてると思います。
★★★★★ ショーン・ペン最高!
話はかなり暗い感じですが、クリストファー・ウォーケンの演じる非情な父、ショーン・ペンの親の愛にうえた青年、演技派同士のぶつかり合いが堪能できます。メアリー・スティアート・マスターソンの清楚な少女役がとてもいい。
★★★★☆ しっかりしたドラマ
『プラトーン』が公開された1987年にこんな地味な作品が公開されたいたとは。知ってたけど。今から見ると脇役にデビット・ストラザーンやキファー・サザーランド、ショーンの弟の故クリストファー・ペンと豪華。物語も実話とあってグッと惹きつけられてしまった。お気に入りのメアリー・スチュアート・マスターソンも三日月のような顔で熱演。拾い物の一作。
★★★★☆ クリストファー・ウォーケン☆
クリストファー・ウォーケンがこれ程までに色気のある男優さんだとは知りませんでした。この頃の彼にお会いしたいと思えるほど、最近の役柄とは別人ですね。とにかく素敵です。作品も全くもって何の問題もなく、実話とは思えないほど切なく良いです。
作品の詳細
作品名:ロンリー・ブラッド |
原作名:At Close Range |
監督:ジェームズ・フォーリー |
脚本:ニコラス・カザン |
公開:アメリカ 1986年4月18日、日本 1987年7月20日 |
上映時間:115分 |
制作国:アメリカ |
製作費:650万ドル |
興行収入:230万ドル |
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