陰謀、密約、忠誠、そして裏切り ・・・これは、衝撃の実話
ストーリー:1975年、サウスボストンでアメリカの正義の根幹を揺るがす史上最悪の汚職事件が起きた。マフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリー(ジョエル・エ ドガートン)は、イタリア系マフィアと抗争を繰り広げるギャングのボス、バルジャ―(ジョニー・デップ)に敵の情報を売るよう話を持ちかける。FBIと密約を交わし、情報屋の立場を悪用して敵対する組織を壊滅に追いやるバルジャ―。出世欲の強いコノリーと名声を望む政治家のビリー(ベネディクト・カンバー バッチ)もまた、彼と手を組み権力の座を駆け上がっていく・・・そう彼らは同じ街で育った幼馴染だったのだ。悪の象徴であるバルジャ―により徐々に取り込まれていくFBI、思惑とは別に欲望の歯車が狂い始める・・・。やがて地元紙のスクープで彼らの悪事が明るみになった時、彼らに訪れる衝撃の結末とは?!
出演:ジョニー・デップ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチ、ロリー・コクレーン、ケヴィン・ベーコン、ジェシー・プレモンス、ピーター・サースガード、ダコタ・ジョンソン、コリー・ストール、ジュリアン・ニコルソン、アダム・スコット、ジュノー・テンプル、マーティン・シーン
★★★★★ 最後に特別映像も
とんでもなく悪人なのにジョニーデップがやるとどうしてもかっこ良く見えてしまう また惚れ直してしまった。
★★★★★ ジョニーの異常さは本性か?
俳優が役にはまり役者に乗り移つると、観ている側はジミー・バルジャーとジョニー・デップは同一体となり、この男の暴力性や時折見せる家族への優しさが、ジョニー本人そのものではないか?とさえ思ってしまう。全くのジョニーの独壇場であったが、隠された3人の友情が悲劇へと向かうストーリーは『ミスティック・リバー』の3人の友情と悲劇を思い出し、無理に比較すると重量感ではブラック・スキャンダルの勝利であったが、全体的なスケールでは『ゴッドファーザー』には勝てないな!!
★★★★☆ ジョニーなりの誠実に演じた作品。
ジョニー・デップの作品は興業的にどうとかではない。誠実に人の人生を描くのだ。描きがいのあるそれを演じるのだ。とても勉強になったし、ああ、こういう人間がいたんだと、人生の資料になる。パブリックエネミーズ・ブロウ・フェイク・リバティーン・ラスベガスを…etcそのような感じで描かれた実在の人物の作品。生きてる間に評価される作品たちではないが、必ず、映画というジャンルにおいて必要な作品だ。ただ、単純なストーリーが好きな人には向かない。仏教的価値観のようなもので見れば人の人生の面白さがわかる。
★★★★☆ 登場人物がださい一風変わったマフィア映画
たいがいのマフィア映画ではみな格好良く着飾っていたり、悪役をヒロイックに恰好良く描くものですが、彼らはなかなか(現代視点だと)ダサい恰好をしています。そこが時代的にリアリティがあるのですが、マフィア物では珍しいです。主人公もワキを固める俳優もみなダサイ(顔も)言動を含めて誰にも好感を抱けない。そこが逆にマフィア映画が好きな私はツボりました。
★★★☆☆ 実話ベースのマフィアもの。星3.5
個人的には、こういうシリアスな雰囲気の映画は好きなので、飽きずに最後まで見られました。殺人や暴力的なシーンやマフィア物が好きな人は楽しめると思います。ちゃんと作られた良い映画だなとは思うけど、これといって特筆すべき点も見当たらないので星3.5くらいかな?自分が見たことある映画の中でこの映画と一番近いのはマーティン・スコセッシ監督『グッドフェローズ』かな。
作品の詳細
作品名:ブラック・スキャンダル |
原作名:Black Mass |
監督:スコット・クーパー |
脚本:ジェズ・バターワース |
公開:アメリカ 2015年9月18日、日本 2016年1月30日 |
上映時間:122分 |
制作国:アメリカ |
製作費:5300万ドル |
興行収入:9900万ドル |
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