スリラー

ディアボロス

世界一の法律事務所に勤め、裁判では負け知らずの新人の弁護士、だが彼は、魂を失いつつあった・・・

ストーリー:弁護士ケヴィンキアヌ・リーブス)はニューヨークの法律事務所から破格の条件でスカウトされる。そこで彼を待っていたのは、巨悪にまみれた仕事や、虚飾に満ちた世界だった。ボスの下で意気揚々と仕事をこなすケヴィン、その陰で妻アンは孤独感を募らせ精神を病んでしまう。そして一癖も二癖もある法律事務所のボス、ミルトン(アル・パチーノ)の隠された素顔も徐々に明らかにされ・・・。

出演:キアヌ・リーブス、アル・パチーノ、シャーリーズ・セロン、ジェフリー・ジョーンズ、ジュディス・アイヴィー、クレイグ・T・ネルソン、コニー・ニールセン、ヘザー・マタラッツォ、デルロイ・リンドー、モニカ・キーナ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 欲に弱い人間につけ込む悪魔

人間の欲深さにつけ込む悪魔を描いた作品。貪欲な人間の愚かさを上手く利用する悪魔の不妨さがなんとも言えません。聖書に纏わるシーンが所々に描かれているところも見所です。

★★★★★ 名優達による異色サスペンス

若手腕利き弁護士の男性が仕事をしていく中で、大手弁護士事務所に引き抜かれ、出世はするし仕事も上手くいくのですが、弁護相手の悪質化や妻の精神的不調など、段々と雲行きが怪しくなって行き・・・という展開です。キリスト教における悪魔と、人間の暗黒面についての描写がメインのサスペンスですが、むしろキリスト教に関してほとんど知識がない方が新鮮で楽しめると思います。私は無宗教ですが、何と言っても見所は、終盤に悪魔が「神」や人間、また背徳的とされる行為に関する見解を長時間、烈火の如くすごい勢いでまくしたてるシーンです。なぜ人間に干渉するのか、なぜ「神サイド」に反対する立場を取っているのかということを述べている内容なのですが、なにせ名優中の名優ですから迫力満点な上、実に面白い見解で、思わず入り込んでしまいます。またキアヌ・リーヴスやアル・パチーノ以外の脇役も、それぞれキャラが立っていてインパクトがあり、「要らないキャラ」がいません。その点でも名作と言えます。上映時、ポスターに書いてあったキャッチコピーは「魂を売る。それだけでいいんだよ。」終盤にこの意味がわかります。お楽しみに・・・。

★★★★☆ 聖書の中にヒントが

スリラー、ホラーは大好きです。悪魔を題材にした映画の中で、今までで1番面白かったです。キリスト教でいうところの悪魔の正体、原罪をこんなふうに用いてみた、ということでしょうか?そうなるとけっこう奥が深いです。破格の報酬、ゴージャスな住まい、魅力です、ああいうアル・パチーノみたいな悪魔に言葉たくみに誘われたら良心ふきとびそう・・・。世の政治家なんかもこんな風に堕落していくんでしょうかねえ~、最後、悪魔のセリフがよかった。

作品の詳細

作品名:ディアボロス/悪魔の扉
原作名:The Devil’s Advocate
監督:テイラー・ハックフォード
脚本:トニー・ギルロイ
公開:アメリカ 1997年10月17日、日本 1998年4月18日
上映時間:144分
制作国:アメリカ
製作費:5700万ドル
興行収入:1億5300万ドル
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