ドラマ

フューリー

1945年4月、たった5人で、300人のドイツ軍に挑んだ男たち

ストーリー:1945年4月、戦車“フューリー”を駆るウォーダディー(ブラッド・ピット)のチームに、戦闘経験の一切ない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置された。新人のノーマンは、想像をはるかに超えた戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜け進軍する“フューリー”の乗員たちは、世界最強の独・ティーガー戦車との死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという、絶望的なミッションに身を投じていく。たった一輌の戦車でドイツの大軍と戦った5人の男たちは、なぜ自ら死を意味する任務に挑んだのか・・・。

出演:ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル、ジェイソン・アイザックス、ブラッド・ヘンケ、ゼイヴィア・サミュエル、スコット・イーストウッド、アナマリア・マリンカ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 『プライベート・ライアン』を超える名作

『プライベート・ライアン』は戦闘シーンだけを見れば最高の映画に違いないがドイツ兵をただの敵として、なんの躊躇もなく殺していく、典型的な勧善懲悪型の映画だったのが、大いに気に入らなかった。一方『フューリー』はプライベートライアンほどの迫力はないにせよ、ドイツ兵を殺すこととドイツの一般民衆に多大な犠牲が出ることの悲劇が生々しく描かれている。第二次世界大戦のヨーロッパ戦線物は、善なる連合国軍が悪なるドイツ軍を倒すという構図ばかりでうんざりしていたヒトラー政権下のドイツ国民そしてドイツ兵だって人間なんだぞ!この作品は、米軍とドイツ軍ドイツの一般国民の苦悩両方がちゃんと表現されていた。あまりに生々しくて、amazon video で見ていても途中で見るのが耐えられなくなってしまったほどだ。陳腐な言葉かもしれない、戦争は悲惨であるこのことを改めて思い知らさせてくれる作品であった。

★★★★☆ 戦争のとある小規模作戦遂行の戦場

大規模戦術ではない、とある小規模作戦での戦術遂行を描いた当作品。戦史において大規模戦域の作品に目が行きやすいが、全て小規模戦域での戦場の上に大規模戦域はなりたっている。小さな戦域において、命のやり取りをする戦争は誰もが生きようと、任務遂行のため必死になりその戦場で闘う姿を当作品では描いたのではないでしょうか。

★★★☆☆ 評価に迷う作品

戦闘シーンはリアルで迫力もあるし、全体的に締まった緊迫感のある作品。ただ、最後の戦闘だけが現実離れしててランボーみたい。あと全体的なテーマがいまいち不明。友情?使命感?成長?死生観?全て入ってる感じ。全体的に特に悪くはないんだけど、人に薦める時にはポイントを説明できない歯がゆい感じの作品。

作品の詳細

作品名:フューリー
原作名:Fury
監督:デヴィッド・エアー
脚本:デヴィッド・エアー
公開:アメリカ 2014年10月17日、日本 2014年11月28日
上映時間:134分
制作国:アメリカ
製作費:6800万ドル
興行収入:2億1100万ドル
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